【H×H】幸福と不幸Ⅶ【キルア】 (ページ34)

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319話ページ34

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モラウ「いいのか、このままやらせておいて

ゴンも念でのガードは出来てないんだろう？」

『大丈夫』

キルア「ゴンなら気付くよ

………もしかしたらもう分かってるかもしれない
その上で……」

私とキルアは冷や汗を流しながらゴンとカイトを見続ける。

ノヴ「……確かにな…

反射が避けようとか防ごうとするとこを力ずくで抑えて、わざと攻撃を喰らってる感じだ」

『……』

きっと他に…どうしていいか分からないんだと思う

私達が作り出した目の前の現実…

何度目の攻撃か、突然ゴンがカイトの攻撃を避け、そのまま抱きついた。

ゴン「ごめんね、カイト

俺達のせいで…こんな……

少し…休んでいいよ
後は俺達に任せて」

すると、カイトの背後に巨大な化け物が現れた。
指の先から出ている糸をカイトの足や手につけていて、操っているように見えた。

ナックル「Lv2

カイトに触れると発動するようだ
クリアするにはかなり高度な戦闘技術が必要になる

カイト自身の念は俺の能力で封じてあるから…

あれはカイトを操っている者の念能力

気をつけろよ
もう一度触れると攻撃してくる」

ゴン「どうすれば…

どうやって止めたの？」

シュート「……相応の深手を彼に与えた…

やむを得なかったとはいえ、すまない
近づかなければ、あっちから仕掛けてくることはない」

ゴンは体を震わせ、カイトを見つめている。

ゴン「カイト、もうちょっと待ってて

すぐに戻す」

ゴンはそう言って私達の方に歩いてきて、口を開いた。

ゴン「キルア、A

あいつは、俺1人でやる」

そう言って拳を握りしめるゴンの顔は、怒りに満ち溢れていた。

ナックル「キルア、A

お前らを見た時も感じたが
お前ら3人………一体

この短期間で何をしたんだ……？」

キルア「俺達は別に」

『何も…』

何かしたのは…相手の方だよ