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303話 ページ18

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ナックル「ゴン‼

てめェのジャジャン拳には2つでけェ弱点がある‼



1つ‼タメが長ェ‼‼
戦闘中に技を出すまでの数秒間ってのは気が遠くなるほど長ェぜ

そう簡単に出せると思うなよ コラ」


ゴン「分かってる」


「最初はグー ジャンケン グー」ってそれだけでも長いのに、力込めるために溜めるからより長くなる…


つまりその分相手に逃げる余裕を与えてしまう

その間に反撃される可能性も高い…



ナックル「2つ‼危険がでけェ‼‼

威力を上げようとして拳にオーラを集めりゃ集める程体を守るオーラが減るだろが

脆いとこ攻撃されたらイチコロだろが ボケ‼‼」


ゴン「リスクは承知の上さ

それを補うためにこの1ヶ月」




ゴゴゴゴ…‼‼‼




ゴンは大量のオーラを放ち、ナックルを睨んだ。



ゴンはその後も一方的に攻撃されていた。
ナックルはゴンのオーラの流れを読んでいるんだ…‼



ナックル「さぁーて…と

そろそろ全力でぶち込むぜ



死んでも恨むなよ コラ」


『ぅわっ、凄いオーラ…』


思わず声を上げるほどハンパないオーラ。
それを前にして、ゴンは拳を構えた。




ゴン「最初はグー‼」


ドガッ‼‼


ゴン「ぐっ、がっ…」


ナックル「やらせねェって言っただろが

舐めんなコラ‼」



するとゴンはフラフラと立ち上がり、口を開いた。



ゴン「今のが…全力…?




舐めてるのはどっちだ⁉
真剣勝負だろ?




殺す気で来い‼

ナックル‼‼‼」




ゴンはナックルの目の前に移動し、拳を構える。
ナックルは冷や汗をかきその場から動かずにいた。




ゴン「最初はグー‼



いくぞ‼

ジャン‼ケン‼」



ナックルが咄嗟にゴンを殴るが、いつのまにか背後に回っていたゴンが蹴りを入れる。


そして、転びかけたナックルの頰に思いっ切りパンチを食らわす。


ナックル「が…は」


ゴン「最初はグー‼ジャン‼」


ドガッ‼‼


ナックルがゴンに蹴りを入れるが、無理な体勢で蹴った為、どちらも後ろに倒れ込んだ。



ゴン「「技を潰してやる」って感じが見え見えだったよ

右手で攻撃する瞬間が俺でも簡単に分かったもんね」




ジャジャン拳の弱点を逆手にとった…‼
敵の心理を利用した作戦‼




ゴン「さぁ、仕切り直しだ」




ゴンとナックルは殴る蹴るを繰り返している。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年3月31日 3時

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