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ちょっとだけ意地悪しちゃおwww←
調子に乗った私は、キルアに抱きついて口を開いた。
『こんな能力のせいで死ぬのは嫌なの…
だから………キルア
私を殺して』
離さないで〜 私を奪ってよ〜♪((←
あ、この歌分かる人には分かる歌だからね!
キルア「できねぇよ…‼‼」
キルアはギュッと私を強く抱き締めた。
キルア「Aを…殺せるわけないだろ
……もう…嫌なんだ、そんなの…
俺は絶対に殺さない…
失いたくない…‼‼」
そう言って涙を流すキルア。
『キルア…』
やべ、ジーンと来ちゃった
これ以上は可哀想だな、と思い私は口を開いた。
『キルア、ごめ((んっ⁉』
後頭部を抑えられ、触れるだけのキスをされた私は顔を真っ赤に染めてキルアの腕をガシッと掴んだ。
それでもキルアの勢いは止まらなくて、どんどん深くなっていく。
『ん…ちょ、キ…ル…待っ…ん
待って‼‼』
ペチンッ‼‼
私はキルアの顔を両手で挟み、ググッと押した。
『嘘‼‼‼だから‼‼‼///』
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キルア「は……?」
キルアは目を丸くして私を見る。
私はぐちゃぐちゃになった髪を手櫛で整えながら言った。
『今日は4月1日‼
エイプリルフール‼‼』
未だに私の頰は熱を帯びて紅潮していて、キルアは目を見開きながら呆気にとられていた。
『この能力がある限り私は無敵だから‼
酷使したくらいで死なないわバーカ!///』←
恥ずかしさのあまりキルアに悪口を言ってしまい、殴られるかなと身構えた瞬間。
ギューーッ
『…へ?』
キルア「バカはそっちだよ…
バカ…バーカ‼‼ホントバカ‼‼」
『そんなにバカバカ言わないでよ‼⁉』←
キルア「マジで…焦った」
『…っ!//』
怒っているような、それでいて安心したような声。
キルア「俺を、頼れよ…
大好きだ…A」
『うん…私もだよキルア』
私達はそのまま布団に入り、2人仲良くねんねんこしたとさ!
めでたしめでたし!←
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(結局怒られなかったな…スヤァ)
(A……そういえば、お説教がまだだったな…?)
(ひぃぃぃごめんなさア"ア"ァ‼‼)←
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年3月31日 3時