36話 ページ37
キルア「いってぇ〜〜〜〜ッ‼」
『⁉』
私はキルアの声で目が覚めた。
何事かと体を起こすと、そこにはネテロさん、ゴン、キルアの3人がいた。
ゴン「よーし、次は俺だ！」
とゴンとキルアはハイタッチをして交代する。
『キルア…何してるの？』
私がキルアにそう問いかける。
キルア「おわっ⁉…なんだAか！ビックリしたぜ」
『ごめんごめん…で、これは一体どういう状況？』
キルアは私が寝てからの出来事を話した。
『ネテロさんからボールを奪う…ねぇ
ネテロさん片手片足しか使ってないのにあのスピード…
勝てそうにないね』
私がそう言うとキルアは考え込んで「そこなんだよなぁ」と顎に手を添える。
ゴン「行くぞ‼」
ゴンはネテロさんに向かって物凄いスピードで走ったかと思えば、その場で高くジャンプして…って
『高すぎだよゴン‼‼』
ゴンはそのまま天井に頭をぶつけて、そのまま真っ逆さまに落ちてきた。
私はそれを受け止め、「何やってるのさ…」と呆れた顔で言う。
ゴン「A‼起きたんだ！」
パァッと一気に顔が明るくなったゴン。
するとネテロさんは口を開いた。
ネテロ「お前さんもやらんかね？」
ネテロさんはそう言って私の方を向く。
『え？私…ですか？』
ネテロ「わしからボールを奪えたら勝ちじゃ
ほい、スタート」
強制参加なのこれ⁉
合図が突然すぎて動揺したが、私はすぐに身構えた。
『行きます…！』
私は殺気を出しながらネテロさんの方へ走る。
ネテロさんは私の殺気に怯えることなくその場に突っ立っている。
私は手をネテロさんの持っているボールに伸ばす。
これじゃバレバレだろう。けれど、咄嗟に思いついた作戦がある。
ネテロ「正面突破か…じゃがそんなバレバレな動きじゃ避けられ…⁉」
ネテロさんは私に手を伸ばされた瞬間一歩後ろに退く。それを見計らって私はネテロさんの背後に回り、蹴りを入れる。
キルア「一発入れた‼」
ネテロ「(見えなかった…こやつ、動きが尋常じゃないほどに速い)」
ネテロさんの手からボールが離れる。
今だ！と私はそのボールに手を伸ばす。
だが、残念なことにその手は宙を切った。
ネテロ「残念じゃったな」
ネテロさんは余裕の表情で片足で立ち、片手でボールをくるくると回している。
この勝負…負けだ
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» そう言ってもらえて嬉しいです！投票ありがとうございます！ (2020年8月10日 22時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» イベント参加ご協力感謝致しますこの作品一番好きなので投票させて頂きました！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 了解です！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» 嬉しいです画面にそのままペースト、もしく通常検索すれば出てくると思います。 (2020年8月10日 21時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 是非参加させて頂きます！！お誘いありがとうございます！ (2020年8月10日 11時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年1月30日 21時
