心が叫びまくってるんだ!!! ページ9
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6戦連続無傷の勝利を果たした私達は、用意された個室に向かう。
「やったーー!個室だー‼」
と目を輝かせてベッドに腰掛けるゴンきゅん。
さり気なくゴンの膝の上に座ろうかな〜と思ったけどキルたんの鉄拳が怖くてやめにした。
…あ、てか消毒してねえ‼‼←
『ゴン』
「ん?」
私はゴンに近づくと、そのまま手を持ち上げて軽くギュッと握った。
「なっ‼」
「へっ?ど、どうしたのA?」
ゴンは困惑の表情を赤面させると、私を上目遣いで見上げてきた。
グッぐぅかわッッ…‼‼///←
『何でもない^ ^』
「「……」」←
キルアは心底呆れたように私にジト目を向ける。
ゴンはクエスチョンマークを頭の上に浮かべながら目を点にした。
そんな2人の視線が堪らなくなって、「これで宿泊料も浮くわね」と話題を変えた。
いや無理やりすぎないか?←
その後ちょっと真面目な話に切り替えた2人だったが、こんな個室に天使2人という状況に興奮せざるを得ない。
『〜〜ッ、……っ』←
めっちゃ頑張って叫ぶの抑えてるけど、時々キルたんが私のことを睨んでくる。怖。いや可愛い。
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順調に勝利を収めていく私達。
…200階までは殴る蹴るだけで十分だけど、試合に念が関わってくると…ちょっと不安だ。
俊敏性や持久力…一言で言っちゃえばとにかく強いこの体。
……だが、頭だ。頭だけがアレなのだ。
何故って?
中身が私だからに決まってんだろ‼←
「それよか、ズシに聞けばよくない?」
と私が考え込んでいる間に会話は進んでいて。
「あはは〜!;;」
『ッッ…‼』←
不意打ちはよくない。
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「レンはヨンタイギョウの1つっす
ヨンタイギョウとは、シンを高めシンを鍛える、全ての格闘技に通じる基本っす!
テンを知り、ゼツを覚え、レンを経て、ハツに至る
要するにこれ全てネンの修行っす!
以上っす‼」
「わっっかんねーよ‼」
教科書の重要なキーワードだけじゃなくてそこの文章全体にマーカー引く人みたいな発言をするズシ。
いやこの例えの方がわっっかんねーよ←
元々念の存在を知っている私にとっては結構理解のできる説明だったけれど、知らない2人にとってはその説明も意味不明だ。
やっぱり嫌いじゃやだ。。→←すぐ照れるのが新キル、ちょっとえっちぃのが旧キル。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました! (2019年12月5日 21時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます! (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです!では、短編集の方に載せておきますね!私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです!前作とはまた雰囲気が違いますね!お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか? (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年10月15日 7時