【H×H】私、ゾルディック家の長女に転生しました！つー！【トリップ】

シリアスやっぱ似合わね！でへへ！！ ページ13

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と、ここで一番聞いて欲しくない質問がゴンから放たれる。









「ねえ、Aの本当の両親は？」









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『…………』









…ここは「死んだ」って正直に言うべき？



でもそうすれば、二人はきっと私のこと心配する。









「不安じゃないのか」「寂しくないのか」って。









『……んー。






分かんないや。』









でも、私は心配されるほど…良い子じゃないから。









「分かんないって、覚えてないってこと？」




『そういうわけじゃなくてですね…』




「じゃあなんだよ！職業くらい分かんだろ？」









………もうやめて…



聞か、ないで……








そう願うのは、自分が犯した罪から逃げる為








…天使二人に問い詰められてる神状況でも、
流石にそれは……さ？









私の様子を伺っていたゴンが我に返ったように目を見開くと、胸の前で両手を振った。






「あ！でもAが話したくないならいいんだよ⁉」




「……」







ごめんよマイスウィート……






……、……







『………ごめんね！






よし、早く天空闘技場戻ろ！』




「なんか、こっちも…ごめんね



…そうだね！



よーし！200階目指すぞーー‼」





『その意気だよゴン！



…あ、そだ！
二人にちょっとしたヒント教えたげるね』





「？…あ、燃の⁉」





『うん！




二人がウイングさんに教えてもらった"ネン"は、
燃やすという字を書いて"燃"でしょ？』




「ああ」




『でも、キルアが気になってた「嫌な感じ」の方の"ネン"は


念じる、と書いて"念"と読む





でもウイングさん、嘘は言ってないよ





イルミや私が習得している、"念"という強大な力





それを習得するための基礎訓練法が"燃"』







…ちょっとヒント言い過ぎちゃったけどまあいっか！







私は、さっきのことについて真剣な顔をして考えている二人と天空闘技場へ足を進めた。









「念………一体どんな力なんだろう…」


「………」









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考えていることがそれぞれ違う、ということに





私は気づかない。

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