これぞ一石二鳥 ページ45
.
ヒソカは私の目の前に一瞬で迫ると…ってえ？何今の見えなかったんだけどッてか危ねッッ‼‼
一旦止まれください‼‼そしてお前はその股間をどうにかしろ‼‼←
と心の中で叫ぶチキンな私とは正反対に、体はヒソカと対等に戦えるくらいの俊敏な動きを見せている。
でも実際自分で動かしてるから、体が勝手に動くって訳でもないんだよな…
「あァ…やっぱり、イイよ……キミ…♡」
ヒソカは頬を紅潮させ、舌舐めずりをした。
その大人っぽい表情反則ッッ///←
「この後お茶でもどう？♧」
『戦闘中にナンパされてOKする馬鹿いる？』
「へぇ♡じゃあ戦闘中じゃなかったら？♢」
『…あ
いいわよ、デートしてあげても』
.
.
「「「は？」」」
私たちの会話を聞いていたレオリオやキルア達が声を揃えてそう言う。
まあ私にとってヒソカとのデートはご褒美でしかないし、何より
『貴方が今ここで、「まいった」と言ってくれたらの話だけど』
これで戦闘終了‼イエーーーイ‼←
「ふぅん…♢
ま、いいケド♡」
ヒソカはピタッと動きを止めると、「まいった♧」と審判に向かって言った。
「オイオイ‼アイツのナンパに乗っかって大丈夫なのかよ⁉」
試合から戻ってきた私にそう声を荒げて言うレオリオ。
『だって、ヒソカと闘いたくなんてないもの』
「いや、それはそうだけどよ…;;;」
まあこれで一件落着よね！よく頑張った私！←
……ってなるのはまだ早い。
私にはもう一つ、やるべき事が残っていた。
.
.
イルミとキルアの試合が終わった頃。
「レオリオ対ボドロ
始め‼」
来た…‼
表情が暗いまま動き出したキルアの後に続き、私も歩き出す。
「…ッ⁉」
キルアが一瞬にしてボドロの背後に立ち、鋭く尖った魔手をその体に突き刺そうとする。
.
パシッ
「…‼」
キルアは少し驚いたような表情で私を見上げると、すぐに私の手を振り払おうとする。
「…離せよ」
『ダメ』
「なんでだよ‼」
『キルはもう、人殺しはしちゃダメ』
……イルミの視線が気になるが、我慢我慢…←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃーぺん@彩(プロフ) - koyuzuki0627さん» これが私の憧れの生活です笑 (2020年1月22日 6時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
koyuzuki0627(プロフ) - 私学生なので休日が多いけどおなじよ〜なことをしてますWWW (2020年1月22日 0時) (レス) id: a9af658367 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 時雨さん» ご指摘ありがとうございました！ (2020年1月15日 15時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます！そうなんですね…！知りませんでした。大変申し訳ございません！直ちに修正致します！ (2020年1月15日 15時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 初めまして、小説楽しく読ませていただいてます！年齢のことで疑問があるんですが、主人公の年齢が16歳なのにミルキは姉と呼んでました。ミルキは17歳でハンターガイドだと19歳らしいですよ。 (2020年1月15日 7時) (レス) id: 00088783ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年9月26日 0時
