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《位置について
よーい…》
パン‼という音と共に、地面を蹴り走り出した。
周りの子とは大分差がついてるから、今回も楽勝かな！
私が第二走者にバトンを渡し、その子が走り出す。
その後も順調に進み、最後に走る私の前にいる子がスタートした。
このままのペースを維持してくれれば…勝てる！
と、
そう思った直後。
「きゃぁっ！」
その子が躓いて、地面に前から倒れ込む。
転んでしまったのだ。
うわ、痛そうな転び方したなぁ…
周りの走行者にどんどん抜かされて行く。
これは…本気出さなきゃかぁ
転んだ子が血を流しながらも、なんとか走り切って私に泣いて謝りながらバトンを渡そうとする。
『謝らないで！
よく頑張ったね
大丈夫、絶対一位取るから！』
バトンを受け取り、風に乗るように一気に走り出す。
最初に走った時よりもスピードを上げ、三位、二位と昇格して行く。
そしてギリギリのところで私の方が先にゴールを切り、なんとか一位を取ることが出来た。
観客席から男女共に歓声が聞こえる。
………そしてネットリと気持ちの悪い視線も←
.
ヒソカ「イイねェ…♡」
イルミ「ヒソカキモいよ」
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「ありがとうAちゃん…っ！」
先程転んだ子が私に満面の笑みでお礼を言って来た。
私もそれに笑顔で返し、「うん！」と頷いた。
ゴン「A！かっこよかったよ！！」
キルア「いつにも増して歓声がうっさいのなんの」
『えへへ、ありがと
歓声が煩いのは二人の時もでしょ！』
特に女子の頭に響くような歓声が毎年私の頭を貫くんだよなぁ…;;
まぁその声が無きゃ体育祭は盛り上がんないけどさ！
『じゃ、次二人の番だよ！頑張ってね！』
キルア「ん」
ゴン「ありがと！」
二人は待機場所に移動し、準備体操をしながらそれぞれの位置に着いた。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 樺夜さん» 返信が遅れて申し訳ございません！それではURLをこの作品に貼りますので、お手数をお掛けしますがそこから飛んでくださると光栄です…！ (2020年11月24日 14時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
樺夜 - す、すみませんが！あっち系の短編集が見つかんないのですが○|￣|＿ (2020年10月22日 16時) (レス) id: 992d024edf (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 紗夜菜さん» コメントありがとうございます〜！本当ですか！とても嬉しいです笑 応援よろしくお願いします！！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いつも拝見させて頂いております！！キルア君がリアルでキュンキュンです．．．イラストとってもかわいくてびっくりしました！応援してます！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 俺の嫁さん» 私も小説書き始める前は俺の嫁様と同じ気持ちでした笑笑ありがとうございます！！ (2020年8月25日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年9月14日 11時
