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クラピカの目線を追って、階段の踊り場の方に目を向ける。
『…あ』
気まずそうに目を逸らしているキルアと、
今にも泣き出しそうな表情で私を見ているゴン。
ゴン「A……！」
『……なに
！…な、なに…ですか』
クラ「…ふはっ」←
自分の冷たい言い方を訂正しようとしたが、逆に変な日本語になって戸惑う私。
クラ「ふっ…
すまない、私は職員室に用があるのでな」
『ちょっ！クラ』
ギュッ‼
『ぐへっ‼』
一気に階段を駆け上がって来たゴンが、階段を下りるクラピカとすれ違って私に抱き着く。
ゴン「ごめんっ、A、違うんだ
俺も…っ、キルアもっ、
Aの為だと思って…我慢してて…‼
親友だよ俺達‼
絶対に…前からずっと…‼」
並びがおかしいその言葉一つ一つが、私の淀んだ心に響き渡る。
『…………ゴン……』
ゴン「俺もずっとAが好き！」
告白のようなその台詞を耳にしたキルアが、勢い良く顔を上げる。
ゴン「大好きだもんっ…！
友達なんかより、親友で…っ
！親友以上…‼
これが一番合ってる！ね、A‼」
『う、うん！私も好』
キルア「ちょ、ちょい待て…⁉」
ゴンと私の目線が同時に突き刺さり、キルアは動揺しながらもこちらに歩いて来る。
キルア「か、勘違いするから…」
ゴン「え？本当だよ‼
二人とも俺の親友ー！」
ゴンはそう言って私をギューッと抱き締め、
その勢いで床に倒れる私の体。
キルア「なっ…ば、バカ！
.
そ、そういう面ではAは俺の‼‼」
『へっ⁉』
.
ゴン「………あ、そうだったね！
ごめんごめん」
そう言い、ゴンはニヤニヤと口角を上げて私から離れた。
そんなゴンにキルアは顔を真っ赤にして、「違っ‼」と必死に弁解する。
『……ふふっ』
ゴン「…ははっ」
ゴン「『あっははは‼』」
キルア「な‼なんだよ二人して笑いやがって‼
馬鹿にしてんのか⁉」
『ご、ごめ、はははっ‼
………ふー、…
二人とも、ごめんね』
二人と肩を組み、階段に座る。
『…ありがとう
これからもよろしくね！』
ニコッと笑えば、二人も笑顔になって
「うん！」 「おう！」
そう言い、頷いた。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 樺夜さん» 返信が遅れて申し訳ございません！それではURLをこの作品に貼りますので、お手数をお掛けしますがそこから飛んでくださると光栄です…！ (2020年11月24日 14時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
樺夜 - す、すみませんが！あっち系の短編集が見つかんないのですが○|￣|＿ (2020年10月22日 16時) (レス) id: 992d024edf (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 紗夜菜さん» コメントありがとうございます〜！本当ですか！とても嬉しいです笑 応援よろしくお願いします！！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いつも拝見させて頂いております！！キルア君がリアルでキュンキュンです．．．イラストとってもかわいくてびっくりしました！応援してます！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 俺の嫁さん» 私も小説書き始める前は俺の嫁様と同じ気持ちでした笑笑ありがとうございます！！ (2020年8月25日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年9月14日 11時
