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ゴン「そう!」
『それどっから…』
ゴン「まぁまぁそこらへんは置いといて!」
『アッハイ』←
ゴンは早速猫じゃらしをキルアに見せびらかすように左右に振った。
ゴン「キルア〜、おいで〜」←
キルア「………」
『あれ?来ないね』
ゴン「興味ないのかなあ……」
と二人でコソコソと話していると、ゴンが「あっ」と言ってキルアの尻尾を指差した。
キルア「………;;;」
キルアは一瞬で自分の尻尾を隠すが、隠しきれずに出てきた尻尾の先がフリフリと左右に揺れている。
ゴンが猫じゃらしを再び揺らすと、それに反応したキルアが尻尾をブンブンと揺らす。
猫まんまだ……←
ゴン「………おいで、キルア!」
ガバッ‼
ゴン「うわっ⁉」『⁉』
猫じゃらしではなくゴンに抱き着いたキルアに、私達は驚く。
そしてキルアはそんな事をした自分自身に頰を赤く染め、ゴンから勢い良く離れる。
『ブフッ…ちょっと写真撮っとこ』
キルアの赤面姿を写真に収めて満足した私は、戻る方法を検索しようと携帯と向き合った。
ゴン「あ、待って待って!
Aもやってみてよ!」
『………ん?』←
「楽しいよ〜」と私に猫じゃらしを無理矢理持たせるゴン。
えっ、貴方抱き着かれてましたよね??
私そんなことされたら……ッ
ゴン「いいからー!」
ゴンに早く猫じゃらし振って!と急かされ、私は渋々、ゆっくりと振る。
………で、でも流石に異性には抱きつかな
『ぐふぉあッ‼‼』←
思ったそばから‼‼‼///←
キルア「にゃふ………
…あ"…っ」
『うー…離れてよ、キルア…っ///』
ゴン「あっはは!猫のキルアは素直だね!」
…………って、…?
私の視線の先には、先程まではあった猫耳と尻尾が今は無いキルアが。
キルア「ッ………‼
うわぁあああーーーッ‼‼////」←
キルアは顔を真っ赤にさせながら私から離れると、そう叫んでダッシュで部屋を出て行った。
ゴン「あれ?戻った?」
『……タイミング…//』←
(……)
(キ、キルア!可愛かっ)
(忘れてくれ…)
(写真撮っちゃったけど)
(今すぐ消せバカ野郎…‼‼)←
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 樺夜さん» 返信が遅れて申し訳ございません!それではURLをこの作品に貼りますので、お手数をお掛けしますがそこから飛んでくださると光栄です…! (2020年11月24日 14時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
樺夜 - す、すみませんが!あっち系の短編集が見つかんないのですが○| ̄|_ (2020年10月22日 16時) (レス) id: 992d024edf (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 紗夜菜さん» コメントありがとうございます〜!本当ですか!とても嬉しいです笑 応援よろしくお願いします!! (2020年9月17日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いつも拝見させて頂いております!!キルア君がリアルでキュンキュンです...イラストとってもかわいくてびっくりしました!応援してます! (2020年9月17日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 俺の嫁さん» 私も小説書き始める前は俺の嫁様と同じ気持ちでした笑笑ありがとうございます!! (2020年8月25日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年9月14日 11時