嫉妬 ページ6
.
『うー…
ここ何処……？』
私は涙目になりながらも、辺りを見渡す。
さっきまでは私の隣にいたキルアとゴンが、姿を消しているのだ。
……いや、正確には私の方が姿を消したのか←
『この森、薄気味悪いし…なんか変な蔓ぶら下がってるし…
なんなの、もう…っ』
半泣きで通るのに邪魔な蔓を手で払い除けて進む。
すると、
ゴン「おーい！Aー？」
キルア「何処だー！」
『…！ゴン、キル』
シュルッ
『あ"ぁああぁあーーッ⁉』←
足に蔓が絡みつき、次々と私の体に纏わりつく。
そして、近くの木に吊り上げられる。
キルア「どうした……って、何してんだお前⁉」
『何何何ッ⁉この蔓生きてるんだけど‼‼
助けっ…いぃいやぁああ‼⁉』((←
私の全身を這う気持ちの悪い感覚に、悲鳴を上げずにはいられなかった。
ゴン「A‼大丈夫⁉」
ゴンは私の方へ駆け寄り、蔓を切ろうとした。
キルア「おいゴンっ、無闇に触ったりしたら…‼」
シュルルッ
ゴン「うわぁっ⁉‼」
すると、ゴンの体は一瞬にして私が絡まっている蔓に絡まる。
キルア「ゴ……」
ゴン「うぅ…俺も絡まっちゃった…」
『あっ、ちょ‼ゴンが右手動かしたらッ』
スルッ
『わひゃあっ⁉///』
私のお尻に蔓が当たり、食い込む。
ゴン「わ…っ、ご、ごめんっ‼////」
ゴンは顔を真っ赤にして、右手を元の位置に戻した。
フニッ
『ッ‼⁉///』
どういうわけか、ゴンの右手が私の左胸に置かれている。
ゴン「あっ、え…⁉
ほっ、ほんとにごめんーーッ‼‼///」←
私とゴンの体は完全に密着していて、ゴンは無事だが、私の自由は奪われていた。
『ねえキルア‼突っ立ってないで早く助けてよ‼;;』
そう言って目線だけをキルアの方に移す。
『キル………
うわっ‼⁉;;』
キルア「……………」
キルアには大量の闇オーラが纏わりついており、それが私達の背筋を凍らせた。
ゴン「あ……;;;」
『ど、どうしたの？
てかなんでキルアあんなドス黒いオーラ放ってんの…？』←
ゴン「…キルア、俺に嫉妬しちゃったみたい…;;;」
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 死輝（しき）さん» あ！！っという間に続編ですね！！了解です！ (2019年9月14日 11時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
死輝（しき） - 続編作ってください！ (2019年9月14日 10時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ですよねっ！！はぁ〜ロスってしまいます…っ (2019年9月9日 15時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あなたの番です。 私も見ました。 シリアスだけど、最終回は、予想外でした。 (2019年9月9日 14時) (レス) id: 90c5c7cfce (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ふふふふ////どういたしましてっっ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年8月18日 12時
