〇〇しないと出られない部屋 キルア ページ5
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[お題:手を絡ませながら、どちらかにキス]
…最悪だ。
『…っ、ふ…ッ』
最近夢見が酷く、目が覚めたら泣いている日々が続いていた。
ドサッ
キルア「ってぇ〜〜…‼‼」
『…‼』
私は無言で立ち上がり、キルアの元へ歩く。
『キルア…』
キルア「A!…って、お前」
ギュッ
『ごめん…
しばらくは、このままでいさせて…』
キルアも察してくれたのか、無言で私の頭を撫でてくれている。
.
…落ち着く……。
『………ありが、……とう』
キルア「…まだ泣き足りねーんだろ」
するとキルアは、私の手を握り指を絡めた。
キルア「大丈夫、俺はいなくなったりしない」
『………うん』
キルアは私の頰に片手を添え、そのまま私の唇にキスを落とした。
ガチャ
扉の開いた音が聞こえるが、私達は見つめ合ったまま目を逸らさない。
『キルア…すき、だいすき……』
キルア「っ…恥ずいだろ……///」
キルアの肩に顔を埋め、ギュッと抱き締める力を強くする。
『…………
ハッ‼』←
私はガバッ‼と勢い良くキルアから離れ、パクパクと口を動かした。
『わ、わた、私…いっ、今…
変なこと…い、言いました……⁉///』
キルア「変なことじゃねーけど…
嬉しいこと」
ニヤッと悪戯っぽく笑うキルアの顔に再び安心した私は、扉の方に足を進めた。
『ご、ごめん…///
急に、甘えたく…なっちゃって』
キルア「……そっか」
私達は指を絡めて手を繋ぎながら、この部屋から脱出した。
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(ていうか、偶然お題クリアだなんて初めてだね)
(だなー)
((…………///))←
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 死輝(しき)さん» あ!!っという間に続編ですね!!了解です! (2019年9月14日 11時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
死輝(しき) - 続編作ってください! (2019年9月14日 10時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ですよねっ!!はぁ〜ロスってしまいます…っ (2019年9月9日 15時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あなたの番です。 私も見ました。 シリアスだけど、最終回は、予想外でした。 (2019年9月9日 14時) (レス) id: 90c5c7cfce (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ふふふふ////どういたしましてっっ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年8月18日 12時