ヤンデレになっちゃった！？ ページ36
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『…………キルア』
突如、口から放たれたその名前。
私の愛しい人の名前。
『キルア……キルアキルア……っ？』
＿＿＿＿＿＿＿＿おかしい。
彼の名前が、私の口から途絶えない。
名前を何度も呼んでいるうちに、寂しさと不安と愛しさが私の頭の中でぐるぐると回って…
何かがおかしくて、私は自分の頭を抱えた。
『な……ッに、これ……‼
胸が…苦しい………ッ』
今すぐにでもキルアに会いたい
でもキルアは今ゴンとお風呂に入っている
ゴン……いいなぁ……
…………………
ガチャッ
『っ‼⁉』
頭を抱えていた手を離し、キルアとゴンの方へ視線を向ける。
キルア「風呂あいたぞー」
ゴン「は〜！気持ち良かった！
久しぶりだよね、一緒に入ったの」
キルア「くじら島ん時以来か？」
そう笑い合いながら楽しく喋る二人。
『…………う…ん……』
キルア「…どうした？」
キルアはそう言って、様子がおかしい私の顔を覗き込んだ。
キラキラとしたブルーの瞳
フサフサな髪の毛
白い肌
その全てが、私を魅了する。
ギュッ
キルア「っ⁉」
勝手にキルアを抱きしめる私の体。
その力をどんどん強くしていくにつれて、目の前がぐるぐるする。
キルア「おっ、おい……‼‼///」
ゴン「A、具合悪いの？」
心配そうに声をかけてくれるゴンだが、私の脳内にはキルアで埋め尽くされている。
恥ずかしがりながら、必死に抵抗するキルア。
『……………嫌なの？』
キルア「え？」
私はキルアを抱きしめていた腕をパッと離し、真顔でキルアを見つめた。
『そんなに嫌？私に抱きしめられるの』
＿＿＿＿＿＿＿私、何言ってるの…？
キルア「え、あ…いや、別に嫌じゃねーけど…」
『………っ‼
ご、ごめん…お風呂入ってくる』
今の自分が気持ち悪くて仕方がない。
私はこの場から逃げ去るように、風呂場へと走っていった。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 死輝（しき）さん» あ！！っという間に続編ですね！！了解です！ (2019年9月14日 11時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
死輝（しき） - 続編作ってください！ (2019年9月14日 10時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ですよねっ！！はぁ〜ロスってしまいます…っ (2019年9月9日 15時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あなたの番です。 私も見ました。 シリアスだけど、最終回は、予想外でした。 (2019年9月9日 14時) (レス) id: 90c5c7cfce (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ふふふふ////どういたしましてっっ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年8月18日 12時
