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私達は色々な話をして昼まで時間を潰し、早速クジラ島の探検に出掛けた。
ゴン「そりゃっ!」
『あぁー‼捕まったー‼えった返し………
と見せかけて油断してるキルアにえった‼』
ヒョイッ
キルア「残念♪」
『あっ、ちょ‼待てーーッ‼‼』
家の塀の上や木の上を走り、鬼ごっこをしたり。
『そぉれっ‼』
バッシャーーン‼‼
崖の上から海へ飛び降りたり…
キルア「ここでカイトと出会ったんだよな」
ゴン「うん!」
カイトとゴンの思い出の場所へ行ったり。
ゴン「っは〜〜〜‼楽しかったぁ〜‼」
『やっぱりクジラ島は面白いね!』
キルア「だなー」
夜まで遊び尽くした私達は、焚き火を起こして地面に寝転がった。
ゴンとキルアと見上げた星空
もう見ることはできないだろうと思っていたけど……今こうして、また三人で見れている。
ゴン「……ね、二人はさ」
私とキルアはゴンを見て首を傾げる。
ゴン「やりたい事、見つかった?」
あの時と同じ質問。
キルアは再び星空を見上げて、口を開いた。
キルア「アルカとナニカを自由にさせてやりたい
いろんなトコ旅して、アイツらから笑顔が絶えないくらいに楽しませてやりたい
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…でも、心の隅で…たまにだぜ?たまに…
お前らと…その、遊びたい…とは思う」
キルアは恥ずかしそうに頰を掻き、目を瞑った。
『ぶふっ…ははは!』
キルア「なんだよ‼///」
『だって…キルアが…っふふ、素直すぎて…
…まっ、私もキルアと同じこと思ってるよ!
私は何故か兄上に守られる立場になっちゃってるけど……私だって守られてばっかは嫌だし。
…あ、そうそう‼
兄上ってば、私が5人で撮った写真を眺めたり、ゴンとキルアにメールしようか迷う度に
「どうした⁉マイスウィートシスター‼」っていきなり耳元で叫ぶんだよ⁉
ほんっとありえないよね‼』
すると、何故かゴンはとても嬉しそうな顔をして、キルアは照れた様子で私を見ていた。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 死輝(しき)さん» あ!!っという間に続編ですね!!了解です! (2019年9月14日 11時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
死輝(しき) - 続編作ってください! (2019年9月14日 10時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ですよねっ!!はぁ〜ロスってしまいます…っ (2019年9月9日 15時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あなたの番です。 私も見ました。 シリアスだけど、最終回は、予想外でした。 (2019年9月9日 14時) (レス) id: 90c5c7cfce (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ふふふふ////どういたしましてっっ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年8月18日 12時