第四章 記憶 ページ12
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パリーンッ‼‼
窓を殴り、外にオーラを放出して瞬間移動する。
そして全速力で走りながら瞬間移動をして、宿へ向かう。
『はぁっ……はぁ…‼』
2人の元へ、早く、早く、早く_________‼‼
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無我夢中で走り回っていると、いつの間にか視界には私達が今住んでいる宿に辿り着いた。
『ゴン…‼キルア‼
何処⁉』
2人の名前を叫びながら、街中を探し回った。
『キルアっ‼‼ゴ……
…‼‼』
銀髪とツンツン頭。
私が見慣れた容姿の2人が、遠くを歩いていた。
私は必死にその2人に駆け寄り、肩を叩いた。
『キルア、ゴン‼
ただいま‼』
どうか…どうか、思い出してはくれないだろうか。
キルアは目を見開いて、口を開いた。
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キルア「誰だ?
コイツ」
『………ッ』
胸が、キリキリして痛い。
心臓が…バクバク鳴って、煩い。
キルア「ゴン、お前知り合いか?」
ゴン「ううん、知らない…」
…はは、そうだ、こんな服だから私だって分からないのかな
『Aだよ‼A=チルニス‼』
キルア「…は?なワケねーだろ
だって…」
「お待たせ〜!」
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え?
目を、疑った。
こちらの方へ走ってきた女の子が、
キルア「おせーよ‼」
ゴン「何かあったの?A」
私そっくりだったからだ。
「ちょっと気になった物が売っててさ〜
……あれ?その子は?
って、私そっくり‼‼」
『…な、んで……ッ⁉‼』
2人から A=チルニス の記憶を消し去ったのに、何故もう1人の私が2人の側に…‼
しかもゴンとキルアは私の存在を覚えている…⁉
「2人とも、この子と知り合い?」
キルア「いや、全然知らねー」
ゴン「俺も…確かに姿は似てるけど、匂いもオーラも違うし…」
オーラ、も……?
私はもう1人の私のオーラに意識を集中させるが、私のオーラとは全然違うものだった。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - クリームさん» コメントありがとうございます。容姿はハンターハンターのリストに似ていますね!それと服装は黒で、柄などはご想像にお任せします! (2022年7月4日 8時) (レス) id: c7c6595a55 (このIDを非表示/違反報告)
クリーム - 質問なのですが、ルブゥはどういう姿で、どのような服装なのですか?夜にすいません…… (2022年7月3日 22時) (レス) @page15 id: d88b7e4142 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - さよさよさん» まさかオリキャラを好んで頂けるとは…!嬉しいです😊ありがとうございます! (2022年7月3日 20時) (レス) id: c7c6595a55 (このIDを非表示/違反報告)
さよさよ - 狂気染みたルブゥ大好きです! (2022年7月3日 14時) (レス) @page8 id: d88b7e4142 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2021年2月4日 23時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年8月8日 2時