作戦開始 ページ22
補佐・・・？
誰の、何を補佐するのだろうか
レオリオはクラピカと一緒にいる以上、補佐など必要ないだろう
つまり私は・・・キルアと共に旅団を張り、そのまま旅団と一緒に移動し撹乱係のゴンと合流する流れがベストだろう
『じゃあ、私ひとまずキルアと一緒に行くよ』
「そういや、Aは尾行出来たんだっけか」
『そっか、この間は2人と離れてたもんね
本職だよ！任せて！！』
「ふーん・・・お手並み拝見だな」
キルアの挑発するような笑み
それに応えるように口角を上げる
Aとキルアは腕をクロスするようにぶつけ合った
「クラピカ、オレにも念の刃を刺してよ」
ゴンに視線が集中する
その発言は恐らく、クラピカのリスクを減らす為
少しでも信用に足る為だ
「ここからの話は、さらに私のリスクを上げることになる」
それならばと、キルア、レオリオ、Aの3人は少し離れることにした
『ねえ、私達もクラピカの念の話聞いたんならさ』
「そうそれ、オレも考えてたんだよね
ゴンにだけ刃を刺すのっておかしいだろ？」
私達の話に、レオリオも頷く
『私達もゴンと条件が同じなら、刺してもらうべきだよね』
目を合わせた私達は、ゴンとクラピカの元へ戻った
「その刃ってさ、4本って出せる？」
「任務完了のあとはそのルール、解除できるんだろうな？」
『私、心臓が潰れただけじゃ死ねないけど・・・それでもみんなと条件は同じにして欲しいな』
そう、同じ任務に着くのだから一蓮托生だと
そう思うのだ
「キルア、レオリオ、A」
『「「答えは？」」』
「両方とも、可能だ」
・・・しかし、クラピカはそもそも私達4人に刃を刺すつもりはないのだと続けた
よく考えれば、刺すのはリスキーかもしれない
“パクノダに触れられてはいけない”なんてルールにしても、それが原因でこちらが負傷してしまえば、反撃のチャンスを逃すことになる
“旅団にクラピカの事を話してはいけない”にしても同じことだろう
それならどうしてこんなに大切な事をゴンに、私たちに話してしまったのか
「ゴン、お前の・・・いや、お前たちの覚悟に対する私なりの礼だよ
仮にお前達から秘密が漏れたとしても
私はもう、何一つ後悔しない」
『・・・いい顔だね、クラピカ』
ふわりと笑うクラピカにAも笑顔で返し、キルアの手を取った
『行こう！キルア！』
「お？おお」
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みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダさんこんにちは！ありがとうございます\( °ω° )/頑張りますー！！ (2022年8月4日 7時) (
レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 続編おめでとうございます(* 'ᵕ' )イラストもお話も待っています 体調管理に気をつけながらも頑張ってください!! (2022年8月3日 22時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ | 作成日時：2022年8月3日 7時
