おまけ4 ページ24
「A、ちょっといらっしゃい！」
今日はくじら島滞在最終日
身支度をする私達だったがミトさんに呼ばれ、とある部屋に案内された
「コレ、私が小さい頃に着てたんだけど・・・もしかしたら、ピッタリなんじゃないかしらと思ったの！」
ガサゴソとタンスを漁るミトさんが振り返ると、その手には白字に大きな赤い金魚と色とりどりの花が描かれた浴衣
『わあ・・・綺麗！』
その美しさに、目を輝かせるA
「ねえ、ちょっと着てみない？」
『いいの？！』とAの嬉しそうな顔を確認したミトさんは、部屋の扉を開けるとゴンの部屋で遊ぶ2人に大きな声でこの部屋には入ってくるなと叫んだ
「はーい！」と素直に返事をするゴンに対し、「なんでー？」とキルアの声も聞こえたが、そちらは見事にスルーされた
きっと、この流れは「覗きに行ってみようぜ！」の流れだ・・・
今日に限ってはゴンが止めてくれる事を祈るばかりだ
ミトさんに促されるまま服を脱ぐと、その鮮やかな浴衣に袖を通す
長めの裾を調整し、夜空のような深い青の帯を巻くと、背中で大きなリボンが咲いた
「うん、やっぱり女の子は可愛いわね！」
鏡の前に立ってみると、そこには華やかに着飾った自身の姿
『わぁ・・・可愛い！』
クルクルと回りながら嬉しそうに全身を眺める彼女をみると、さらに腕捲りをするミトさん
「さーて、仕上げね！」
鏡台の前にある椅子に座り、ミトさんは手馴れた手つきで少し伸びた水色の髪を結い上げると赤い花の付いた簪を刺す
メイクポーチから、淡いピンクのグロスを取り出すと、少し指につけAの唇にすっと色をつけた
『・・・・すごい』
そこにいるのはいつもの自分ではなくて
鮮やかな色を身にまとい、グロスをつけたことで少し大人になったような
そんな・・・少女ではなく、女性に少し近づいたような
そんな自分の姿だった
『ありがとう、ミトさん！！！』
お母様がいたら、こんなことをして貰えたのだろうか
教えて貰えただろうか
少し、切なくて涙が溢れた
綺麗に着飾って、メイクまでして
嬉しくて楽しくて・・・
それなのに、Aのその黄色いその瞳からは止めどなく涙が溢れて
『・・・うっ、うぅ・・・・お母様・・・』
「A・・・」
『折角可愛くしてもらったのに』と一生懸命涙を拭う彼女に、なんだかズキズキと心が傷んで
落ち着くまで、力いっぱい抱きしめた
『ミトさん・・・ありがと』
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みこ(プロフ) - メロンソーダさん» メロンソーダ様はじめまして、コメントありがとうございます！！なんと！お友達も見てくださっているんですね！！！嬉しいです...(*´`)小説書いているんですね！同志ですー！！頑張りましょう\( °ω° )/ (2022年7月22日 11時) (
レス) id: e77f4d9956 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 初めましてみこ様 この作品を見させてもらっていますが面白いです 実は初期の頃から友達に見させてもらってそこからこの小説をずっと見ております 自分も最近 友達に誘われＨ×Ｈの小説を書いております お互い頑張りましょう^^ (2022年7月22日 9時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
チョコドーナツ(プロフ) - みこさん» みこさんこんいちは！ね、めっちゃ盛り上がってます…！！プロットは占ツク仲間に勧められてちゃんと書くようになりました笑僕も前までみこさんと同じだったんですけど今ちょっと苦しんでて笑笑はい！頑張りましょ！ (2022年7月16日 16時) (レス) id: 915577a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - チョコドーナツさん» チョコドーナツさんこんにちは！ありがとうございますー！！HxH皆盛り上がってますよね！ちゃんとプロット書いてるんですね！えらいです！！行き当たりばったり勢なので尊敬します(笑)一緒に頑張りましょう！！！ (2022年7月16日 15時) (レス) id: 1b8831bac4 (このIDを非表示/違反報告)
チョコドーナツ(プロフ) - 続々々編キタァ！おめでとうございますー！！実を言いますと、最近色んなハンターハンターの作品を見て回ってて、またハマったんですよね。そこで僕もハンターハンターの夢小説書こうとプロット書いてるんですよ！！なのでお互い頑張りましょう!!(自分語り失礼) (2022年7月16日 15時) (レス) @page1 id: 915577a7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ | 作成日時：2022年7月16日 14時
