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「なあ、お前佐藤Aだろ?」
『え、そうですけど』
あいつは振り向くと同時に不服そうな顔をした
『てゆうかなんで知ってるんですか』
ずっと探してたなんて言えない
「いや、その、クラス分けの表みてさ」
こう言うときに言い訳が弱い
『何か用ですか?なければもう行きたいんですけど』
「あ、ごめん引き留めて。ただ気になっただけ」
僕的には話しかけららただけで満足だ
佐藤
この苗字はよくいるけど
僕にはとても関係がある
まあそれはいいとして
僕もバイトがあるから帰らなきゃ
僕の家はシングルマザーで
お母さんがずっと育ててきてくれた
お母さんには散々お世話になってるから
反抗期なんて僕にはできないな
でもお金に余裕はないから僕もバイトをして稼いで
やっとで生活できている
お母さんも朝早くから家を出て仕事
夜遅くまでパートで
あまり話せないけれど
ご飯とはちゃんと用意していてくれるし
休みの日はたくさん話してくれる
がんばってくれているから僕もがんばらなきゃ
そんなことを思っているけど
昔はそれどころじゃなかったから
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月(プロフ) - コメント失礼します!わたげさん書き方上手ですね!続きが気になる書き方って言うのかな? (2023年1月23日 0時) (レス) @page1 id: 908577d9f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わたげ | 作成日時:2023年1月22日 18時