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「え、あ…失礼しました」
私はきっと家を間違えたんだ。そう思って撤収しようとしたら、手首を掴まれた。
そして、そのまま家に引き込まれた。
「え…？」
「君さ俺になんか用なの？まず誰？」
「櫻井A…あんたと同じクラス…あんた笹川って奴でしょ？」
「うん、当たってる。君と同じクラスなんだね〜」
彼は少しにやりと笑っていた気がした。
「じゃ、これだけだから」
私は玄関のドアに手をかけてドアを開いた。
「ただいま」
誰もいないには私の声が響いた。
うちの両親は帰りが遅く、出張で家を留守にしてる時がある。
私は真っ直ぐ自分の部屋へ向かった。
部屋に入り、椅子に座りゲームを始める。
「今日はここをクリアさせるか…」
そう思い、ゲームを始めようとすると…
コンコンと窓をノックする音が聞こえた。
その犯人は笹川だった。
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作者名：咲乃ほしは | 作成日時：2019年10月21日 21時
