暗殺教室卒業後、公安警察官になった山田です。【男主】

第六話 ページ8

「俺は小林健介、会社員です！」


「…佐々木航太……、バンドマン…ッス…。」


「はじめまして、僕は西川翠。医者を生業としています」


「どもーッス！空手やってます！浜崎将太ッス！よろしく！」



えっ…と、僕も自己紹介をするパターン…？



「は、はじめまして…、そ、そこにいる小林君の同僚の山田…です。」



こ、これでいいのかな…？

知らない人だし、あんまり名前言わない方がいいんだけど…

小林君はなんで言ってるのかな！！！



「じゃあ次は君達が自己紹介してくれるかな？」



小林ｨｨｨｨｨｨ



「はぁーい！石田カヤでぇーす！OLしてまぁーす！」


「はぁ、カヤと同僚の松井メイです。よろしくお願いします」


「ぁ…、えっと…、桜井京子です…。カフェ店員です…。よろしく…」


「はじめまして、弁護士を生業としています。三浦紗代です。よろしくお願いします」


謎の自己紹介が終わったところで、何やら食事が始まるらしい

本当になんなんだ…？

気になったので小林君に聞いてみた。



「は？合コンだけど？あれ、言わなかったけ？」



だそうです。

ちょっと待って

合コン…だって？



「…ごめん、気分悪いから帰る……。」


「あ？帰すと思うか？」



久しぶりの非番に合コンなんてしてられない！

やだ、帰る！



「えぇ〜？帰っちゃうのぉ〜？」



えぇ、帰りたいですよ。



「もう一人来るまで待ってよぉ〜？あの子すぐ来るからぁ〜」


「す、すみません…、気分が本当に良くなくて…」


「お願い！皆揃っときたいのぉ！ダメぇ？」



この女の子、面倒臭いっ…



「…わかりました……。来るまで待ちます…」


「ありがとぉ！優しいねぇ！」



いえ、そんな事ありません。

帰りたいからその要求飲むだけです。

てかこの女の子、喋り方面白いですね。

その人の個性が現れていていいと思いますよ。

とりあえずその子が来るまで暇なので、枝豆を口に頬張っていた。

枝豆美味ぁ…

そんな事を思っていたら、声が聞こえて来た。



「すっ、すみません！！！遅れましたっ！！！」



…………え…、この声って………



「遅いよぉ愛美ー！」


「ご、ごめんね！カヤ。えっ、えっと…遅れてすみません、奥田愛美です。よろしくお願いします」



……奥田…ちゃん…？

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