純粋と汚れの涙H×H (ページ8)

今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:108,860 hit

5話ページ8

ク「レオリオ、1つ聞いていいか？」

レ「なんだ？随分余裕じゃねえか」

ク「ハンターになりたいのは本当に金が目当
　てか？」

レ「！？」

ク「違うな
　たった数日の付き合いだがそれ位分かる」

貴「それは私も思ったよ
　普通金が欲しい奴はここまで無理はしな
　いよ、いろんな人を見てきたから分かる
　レオリオはあいつ等とは違う」

レ「…」

ク「確かにお前の態度は軽薄で
　頭も悪い」

レ「ムキー！！」

わぁ急に毒舌キャラにチェンジしたよ

ってか、私ちょっといいこと言ったのに
スルーしやがって！

ク「だがけして底が浅いとは思わない
　セイラが言ったようにお前はそいつ等
　とは違う」

少し沈黙が流れクラピカは何か決意した顔をしていた

ク「緋の目」

レ「！？」

ク「それがクルタ族が襲われた原因だ」

グツグツ

私は体の底から何か湧き上がってくるモノを
必死に抑えていた

ク「緋の目とはクルタ族特有の特殊体質
　感情が高ぶると瞳が深い緋色になるんだ」

レ「それで幻影旅団に襲われたのか」

ク「……打ち捨てられた同胞の目は1つ残らず
　奪われていた
　今でも彼等の暗い瞳が無念だと語りかけ
　てくる」

無念……か

忌々しい

ク「私は必ず幻影旅団を倒す
　そして仲間達の目をすべて取り戻す！」

貴「………」

　ダメだこれ以上聞いてられない

たっ

貴「そろそろゴンとキルア追いかけなきゃ
　先に行って待ってるね(ニコッ」

レ「お、おう」

ク「分かった」

スゥ

二人に背を向けオーラを足に集中させる

そして思いっきり踏み込んだ

体に風を受けていることを感じていると

目の前にゴンとキルアが見えた

貴「ゴンー！キルアー！」

私は2人にぶつからないよう一度着地をしてから思いっきり抱きついた

ゴ「わあ！セイラ！！」

キ「もう追いついたのかよ！？
　ってか離せ//！！」

貴「えへへ〜
　ゴンとキルアに会いたくて飛んで来ちゃ
　った(ﾉ´∀｀*)」

バシッとキルアに手を払われた、、
キルアが冷たい……

ギュ

隣を見るとゴンが手を握ってくれている
そして爽やか笑顔で、
ゴ「寂しい時は手を握るといいってミトさんが
　教えてくれたんだ」

…………こんな所で天使に会うなんて

文字数が足りないので一回切ります！