純粋と汚れの涙H×H (ページ6)

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3話ページ6

どんどんペース上がるな〜

キ「なあセイラお前もスケボー乗るか？」

え？いつの間に乗ってたの？ちゃっかりしてるな………

貴「二人乗りできるの？」

キ「ああ
　後ろに乗るなら平気」

貴「じゃ、お言葉に甘えさせてもらいま〜す」

サ「申し遅れました
　私1次試験官サトツと申します
　これより2次試験会場までお連れします」

サトツさんどっからあんなに大きい声出るんだろう……口無いのに……
あ、口が鼻に近すぎてヒゲで隠れてるとか？
う〜ん………それは無いか………

キ「あ、あいつ俺と同い年ぐらいだな」

貴「へ？何処？」

キルアが指差したところにツンツン頭の男の子がいた釣り竿を持っている

貴「行ってみる？」

キ「ん」

ツンツン頭の子に近づくとサングラスをしてスーツを着たおじさんに怒鳴られた

？「おい！ガキ共汚えぞ！
　これは持久力のテストなんだぞ！」

へ？ああ、スケボーの事言ってんのかな？

キ「は？なんの事？」

？「そのスケボー反則だろ！！」

？「違うよ、試験官はついてこいって言った
　だけだもんね」

？「ゴン！テメどっちの味方だ！」

するとキルアはツンツン頭の子に近づいていった

キ「ねえ君歳いくつ？」

ゴ「12歳」

キ「セイラ降りるけどいい？」

貴「分かった」

私が降りるとキルアはなんかスゴイ降り方をしていた

キ「俺キルア」

ゴ「俺はゴン
　お姉さんは？」

貴「へ？わたし？
　私はセイラ１６歳だよ」

キ「そっちの2人は？」

ん？2人いたっけ？

人混みで見えなかったのか

スーツのおじさんともう1人は………………

、

、

、

ドクン

心臓が跳ねる音がした

目を向けた先にいたのは

忘れるはずがない

少し黄色に近いサラサラの金髪

琥珀の瞳

昔は私も着ていたクルタの民族衣装

「私はクラピカという」

神様はいつも意地悪だ

会いたくなかったよ

　クラピカ