純粋と汚れの涙H×H (ページ46)

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35話ページ46

朝日が差し込む中私は目を覚ました

目を冴えさせるためゆっくりと伸びをする

これから3次試験か……

さて、コーヒーでも飲むかな

　

もっちそんな訳ありません！

がっちり抱きしめられてます！！

近い！顔が近い！昨日よりも近いよ！！

なんとかしてこの場から脱出せねば

…うん……起きて貰うしかないね

貴「おーいクラピカーおーきーてー」

ク「っ……ん？セイラ？」

貴「やあおはよう
　そろそろ離してくれるとありがたいんだけ
　ど……」

ク「？」

クラピカは眠そうにしながら私を見つめ、私の腰を固定している自分の手を見る

あらら、どんどん顔が赤くなっていく
なんか可愛いw

バッ

ク「す、す、すまない！////
　私はなんて事を///…」

私を離し頭を抱えるクラピカ

う〜んちょっと追い打ちかけてみよっかな？

そんなヒロインあるまじき事を考えてしまった

貴「大丈夫だよ、おかげで温かったし」

ボフン

ク「な、なっ……！///」

今頭からすごい音したけど大丈夫かな？

貴「まあ、寝ぼけてたんだもの仕方ないよ」

ク「あ、ああ

　 ………うっすらと覚えている……//」

貴「ふっ…あははっ
　もう！大丈夫だって！！
　それより3次試験も頑張ろうね！！」

ク「そうだな///」

ピンポンパン

《皆様大変長らくお待たせしました
　この飛行船は間もなく目的地に到着します》

レ「ぐっ…あ？なんだ！もう試験始まってたの
　か！？」

今のアナウンスでレオリオが目を覚ましたようだ、寝ぼけてるけど……

貴．ク「「ふふっ」」

あまりに面白くてクラピカと目を合わせて笑ってしまった

こういうのが幸せ…なんだよね……

飛行船を降りようとしたらキルアとばったり

貴「あ！キルアおはよう！！」

キ「はよ」

貴「次の試験も頑張ろうね！！」

キ「ん

　 ………その…昨日はありがとな…//」

貴「いえいえ！キルアの事大好きだもん！！」

キ「あー！分かったからもう行くぞ！//」

貴「あ、うん！」

え、バカとも否定もされなかった！

進展したって事だよね！！

貴「キルア大大大大だぁい好き！！」

キ「何回言うんだよ！！

　 (ボソッ …俺もだよ…」

貴「え？キルア最後なんか言った？」

キ「なんでもねえよ！！///」

最後のキルアの言葉は今はセイラに届くことはありませんでした