純粋と汚れの涙H×H (ページ30)

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21話ページ30

クラピカside

彼女が小さな火を出すのを見て連想したのはAの炎の力……

レ「オイ！何があったんだよ！」

ゴ「実はさ……さっきセイラが指から火を
　出してて……」

キ「あんなの普通の人間に出来るような
　ことじゃ無い……」

レ「！もしかしてヒソカの時のヤツか？」

ゴ「うん……多分
　でもその時は短剣から出てなかった？」

レ「ああ…あっと言う間に死体が跡形も無くな
　ってたな……」

キ「なんか隠してるなアイツ…」

ク「…………」

レ「クラピカ？」

ク「……セイラに似ている知り合いがいる……
　と、言ったことは覚えているか？」

ゴ「うん」

ク「そいつはAといって同じクルタ族
　の幼馴染だ………
　そして…村の巫女だった……
　

　炎の力を操ることができたんだ」

レ「！？それじゃあセイラは………まさか…」

ク「言い切ることは出来ない……」

キ「なんでだよ……見た目が似てて同じ力が使
　えるなんて…………決まったも当然だろ……」

ク「………私も見た瞬間はそうではないのか、
　と思った……………
　でもAが力を使うときには条件が
　ある、……………
　緋の眼と緋の髪になる事……」

ゴ「緋の髪？」

ク「ああ、Aは感情が高ぶると緋の眼
　と同じように、髪が緋色に染まる
　クルタ族の中でも緋の髪になるのは
　 Aだけだったが…………
　先程セイラが火を出した時、どちらにも
　ならなかった………なにより……わた…しは…
、

、

、

、

、

、

、

、この目で……Aの……遺体を…確かめた
　からな………」

ゴ．キ.レ「「「！？」」」

ク「だから分かっているんだ……Aでは
　無いことぐらい……」

キ「クラピカ……」

ゴ「俺さ、セイラの力は気になるけど
　仲間になりたい！
　それで少しずつ知っていけばいいよね！
　ね！クラピカ！」

ク「ゴン………そうだな…」

レ「仲間になれば隠し事は無しってか」

ゴ「少しずつだよ！セイラにも話しづらい
　事があるかもだから」

キ「まずセイラは仲間になってくれんの？」

ゴ「大丈夫だよ！」

キ「なんで言い切れるんだよ！」

ク「クスッ」

レ「なーに笑ってんだよ！お前もセイラが
　仲間のなってくれる方法探せよ！」

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