組長達にあっかんべー！×7！！【st/xxx】

300！ ページ11

さとみ「オレの好きな人にっっ

何してんだよっっ！！」









男達を次々と殴り飛ばしていくさとみ。

その姿はまるで悪魔のよう。



やっぱりヤクザだ………とか思いつつも、

やっぱりカッコいい………なんて。









さとみ「おら、縄ほどくから一旦後ろ向け。」



『……さとみ、』



さとみ「今は何も言うな。」









さとみは無言で私の体の縄をほどく。




全ての縄がほどけると、

さとみは後ろを向いてしまった。









『さとみ、帰って来てよ……』


さとみ「……………」





こっち向いてよ……

返事してよ…









『じゃあ、手紙の返事、するね。』






さとみは驚いた様子で振り向き、

私の顔を見る。









『やっと見てくれた…』









私はさとみの肩に手を置いて、

ちょっと背伸びして、








、









チュッ……









、









優しくキスをした。









『私も、好き。さとみが好きだよ。

だから戻ってきて。』







さとみは顔を赤く染める。

そのまま下を向いてしまった。









さとみ「こんな……オレでいいの？


な組にいてもいいの？

Aの彼氏になっていいの……？」







『守ってくれたじゃん。それだけで十分だよ。

それに、



私達には、さとみが必要なんです。』







さとみ「A…ッ」









二人で泣きながら抱き合って、

何度もキスを重ねる。




ようやく見つけたさとみ。


短いようで長かった。







これからはもう絶対に離さない。


大好きなさとみ。

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