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「……ロボロ、何かわかったか」

「わっ!?いたんなら言うてやグルッペン…びっくりしたあ」


顔に天の雑面をつける彼は集中することでいくつもの蝙蝠の視線を同時に見ることが出来る力を持っていた。

「あー、まあわかっとると思うけどあの魔女が関連しとるな。顔も確認したし間違いない」

「ゲデヒトニスだろ。」

「ん、正解。問題は居場所なんよね。」

キュッキュッとロボロの眷属達が喚く。

「まあ、ある程度目星はついとるて…え?連れてけって?アカンて、あっこは危険やねん」

「ロボロ、追跡機能は」

「何かに妨害されとって向こうからの信号がない。」

妙な沈黙があたりを流れる。
ロボロはそれに耐えきらずぽつぽつともう少し集まってからまとめようとしていた情報を話し出した

「年齢は150かな。趣味は記憶を眺めること。今は1人暮らしで隠居生活をしている……とまあこれがわかる全てや。

今ショッピくんとゾムが森に調査に行っとるから帰ってくるまで情報整理しといて」


ゲデヒトニス、彼女が持つ赤い石には記憶が込められているんだとかいないとか。

「ロボロ、ひとつ頼まれて欲しい。」


「えっ________?」


頷いては内容を聞いてすぐに何をしようとしているのかを察した。
こんなところで負けず嫌いを発揮するなおっさん。そう言いたかったが喉元で止めておいた。


「無茶したら、すぐにトントンに連絡するからな」



「……頼んだ」

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アイス! - ええ話やぁぁ、、、もしかして主さん神ですか!? (2020年10月12日 21時) (レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - サンプルさん» サンプル様コメントありがとうございます!最高の褒め言葉です! (2019年6月10日 0時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
サンプル - めちゃくちゃ泣けた(TωT)ウルウル (2019年6月9日 20時) (レス) id: 37598dd4c5 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - 理香さん» 理香様コメントありがとうございます!完結です〜!番外編もどうぞお楽しみください! (2019年6月9日 18時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
草が頭に生えてる人(プロフ) - 完結お疲れさまです!これから番外編も楽しく読ませていただきます! (2019年6月9日 14時) (レス) id: 63555da9ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:根無し | 作成日時:2019年6月5日 23時

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