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story 49 ページ2
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月「大坂ｻﾝも食べなよ。というか皆で。こんなに僕は食べれないし」
「いや...でも」
月「ここの美味しいって有名なんだからさ」
「...じゃあ..お言葉に甘えて。」
双葉ちゃんも食べる食べる〜！！
とテンションMAXで月島くんの机の周りを囲んだ。
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「......とれない。」
手を伸ばしても少し背伸びをしてもとれない。
私が読みたかった小説。
今日は図書委員の当番なんだけど少し暇だから、
なにか読もうかと見つけた本。
______ｻｯ
ふわっと風邪が私の髪の毛を揺らす。
？「.....っと〜〜！はいっ！これ！」
「え？」
？「読みたかったんだろ？俺小さくても飛べるから届かなくてもとれる！！」
その声の人は私よりは高いけど、
男の子にしては小さい方で、
ぴょんっとジャンプして本をとってくれた。
オレンジ色の髪の笑顔がいい人。
名前は確か.....日向くん。日向翔陽くん。
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作者名：わらびもち | 作成日時：2018年8月15日 3時
