STORY 5-6 ページ4
【爆豪side】
『い゛だッ！！』
人気が少ない校舎の裏へと足を運んだ俺は、肩に担いでいた棗を地面にドサッと投げ落とした。
いくら自分よりも身長が低い棗であっても、同性の人間を肩に担ぐとなればかなり重い。
棗を担いでいた右肩をぐるぐると回しながら、地面に横たわっている棗を見下ろす。
棗は未だに唇をへの字に曲げ、ムスッとした表情を俺に向けていた。
爆豪「少しは落ち着いたか」
『その台詞、お前が言うとやけに違和感あるな』
爆豪「どういう意味だ！あ゛！？」
『お前が普段、落ち着きが無いって事だよ』
ゆっくりと上体を起こす棗は、その場にしゃがむと校舎の壁に背中を預けて寄りかかった。
爆豪「……なんでテメェがあそこまでキレる必要があんだ」
『さっきも言ったけど、ムカついたから』
爆豪「なんで」
『クラスメイトの個性をバカにされたらムカつくだろ』
爆豪「俺が相手でもか」
『は？何言ってんだ、お前』
不思議そうな顔をする棗は、目の前に立つ俺を見上げて言った。
『お前も俺のクラスメイトだろ』
確かに俺と棗は同じA組で、クラスメイト同士。
しかし、俺と棗は友達になった覚えはない。
上鳴と棗のように、特別仲が良いわけではない。
切島と棗のように、ノリが合うわけではない。
俺と棗はお互いを嫌っているはずなのに、棗は俺を「クラスメイト」だと言う。
棗は前からそうだった。
こんな俺の事を助ける場面があった。
どうして、俺の事をそんなに気にかけてくるのか。
時々、棗に対して疑問を抱く時がある。
『あ゛〜！！ムカつく、あの野郎！マジで潰してやろうかと思った！！』
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星野彼方(プロフ) - 百票目は俺がもらったぁ！ これからも頑張って下さい (2021年3月18日 11時) (
レス) id: e6bb8eb5cf (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 磯野さん» レスが早ええ…。もう…しゅき…。 (2018年11月28日 21時) (レス) id: a2a172a5bd (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - あ、やべ…直ってた…。(^_^;)…頑張ってください！(言い逃げ) (2018年11月28日 21時) (レス) id: a2a172a5bd (このIDを非表示/違反報告)
磯野(プロフ) - 雪猫さん» 雪猫様、こんばんは。以前もコメントして頂きましたよね、ありがとうございます！見直した結果、修復致しました！以前に引き続き、文字化け箇所を教えて頂きましてありがとうございます！これからもどうぞ、よろしくお願い致します！ (2018年11月28日 21時) (レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 再びこんばんは！(*´∀`)♪夢主君の性格しゅきィ…。あ、あとまた文字化けが…ページ23,24です！毎度毎度申し訳なくなってしまう…。続きが楽しみです！(*´▽｀*) (2018年11月28日 21時) (レス) id: a2a172a5bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：磯野
| 作成日時：2018年11月19日 22時
