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る ページ3
「…なぁ、A。」
暫く沈黙が続いていたが、レオ君の一言で沈黙が破られた。
「ん？何？」
「話があるんだけど、いいか？」
いつにもなく真面目な顔で、何か決心したような顔をするレオ君。
さっきと様子が違う。
取り敢えず話を聞く事にした。
「…Aはさ、クリスマスプレゼントで貰うとしたら何が嬉しい？」
は？と思わず拍子抜けする。
何なんだ、その質問は。と思ったが取り敢えず質問の答えに返す。
「え…えーと、お菓子かなぁ。ほら、私お菓子好きだからさ！」
少し照れながら笑う私。さらにレオ君は言葉を続ける。
「…そっか。じゃあ、このプレゼントは喜んでくれるか？」
そう言うと、レオ君は懐に手を入れ何かを取り出す。
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