青いWalkure1[マクロスΔ]

お風呂2 ページ29

「「はぁ――――っ…」」

ククリムとマステラは再び浴槽に入る。二人同時に声を上げた。

「あぁ…染みる…」
マス「気持ちいい…」

さっきまでさんざん動き回っていた二人には暖かな湯がとても気持ちよかった。

「…しかし、背中弱いのは意外だったよ、また後で弄ってあげよう」
マス「くすぐる通り越して弄るんですか！？勘弁してください…」

今では会話が難なく出来ている。
お風呂って凄い(？)

「お――――い！まだ入る――――っ?」

すると、外からトトの声がした。

「あぁ、ごめんまだこの子髪洗ってないの―――っ」

トトの質問にククリムが返す。

マス「トトさん入られるんですよね？私出ますよ」
「何いってるの、女の子なんだから髪は洗わなくちゃあ」
マス「でも…流石に三人で入るのはキツイと…浴槽は広いですけど」
「ああ―…そうだね、シャワー待たなきゃいけなくなるか…」
「じゃあ私出るよ」
マス「えっ」
「もう私は髪洗ったし…そろそろ交代しないとね」
マス「で、でも…疲れてるんじゃ…」
「何で?」
マス「こう言う病院…とかって、入院してる人…動物がおおいんじゃあ…?」
「ん―…他の所はそうかもだけどうちは全然いないよ」
「今入院してるの君のウミネコと野生の鳥だけ」
マス「…に、二匹だけ…」
「うん、でも…」
「命はとっても大切だからね。手を抜く理由にはならない。」
マス「………」

二人が話していると、トトが風呂場に入ってきた。

「あっねぇねぇククリム!それならば私とククリムが交代すれば…って、どしたの?」
「お、じゃあ丁度来たし、上がるね」
マス「あ…ありがとうございます」
「私んときみたいに何か話したりしてみて、トトとも」
マス「はい」


そう言って、ククリムは風呂場から出た。

「…？何の話してたの?」
マス「…良い話です…」
「んんん…？」

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