青いWalkure1[マクロスΔ] (ページ3)

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青い少女の直前ページ3

マキ「虫！！！！！！！！」
カナ「…む…虫…？」
マキ「そう！！何とかしてぇ～＞＜」
フレ「ま、マキナさん虫苦手なんですか?」
マキ「苦手と言うよりは…私のメカメカにくっついちゃって…離れないんだけど…触れなくて～…!」
フレ(苦手…)
マキ「ほら!あれ!」

マキナがさっきまで弄っていたメカメカ、バルキリーには、子供の顔ぐらいある大きな虫がしっかりくっついていた。何の虫かは分からない。とにかく気持ち悪い。

カナ「あぁ…これね…け、結構大きいわね…」
マキ「でしょ！？これは触れないよぉ～…!」
フレ「あっ、私、と、取ります！」
「「えっ！？」」

フレイアは、意図も簡単にバルキリーの上にひょいっと飛び、あの虫をちょんと触ると、虫はどこかに飛んでいってしまった。

マキ「す、す、すごぉ～い!」
カナ「フレイア、虫平気なのね」
フレ「はい、私が住んでた所が結構自然が多い所だったので、虫はよく見てたんです」
マキ「それにさっきのジャンプも凄いよ！流石ウィンダミア出身だ…!って感じ」
ウィンダミア出身の彼女は、此所の人に受け入れられるかどうか、不安に思っていた。

マキ「あっ…ご、ゴメンねフレフレ、そういう意味じゃなくてね、ウィンダミアの人たちはすごい身体能力持ってるって聞いて…」
フレ「だ、大丈夫です！！謝らないで下さい!」
カナ「フレイア、」
フレ「はっ、はいっ!」
カナ「確かに、フレイアの出身地が、私達ワルキューレの仕事を増やしているわけだけど、」
フレ「…」
カナ「それでも、それでもフレイアは戦争を止める為に私達の所へ来てくれた。そうよね?」
フレ「…はい!」
カナ「ふふっ、それなら、今の貴女に出身地で悩むことなんて無いわ。ワルキューレとして、一人の命として、戦争を止める事に集中すれば良い」
カナ「あとね、一つ言いたい事があるの。私から…ううん、私達から。」
フレ「へっ？」
マキ「うんうん(^^)」
カナ「勇気を出して、ワルキューレに来てくれてありがとう。自分の立場より、皆の命、愛、希望、神秘、元気を守るために。」
カナ「本当にありがとう。」
フレ「カナメさん…！！」
マキ「わぁっ泣かないでフレフレ！ほら、ね？」
フレ「は、はいっ…ｸﾞｽｯ…」