【 アドレナリン 】 ページ14
湧side
2022サマステ昼夜公演の間。
湧「ん、熱ないね。」
『うん、今年は元気！』
内村「またみんなでAの家帰ることになっちゃうからねぇ、」
『いやあれはかなり目立つから勘弁、、』
湧「しんどくなったらすぐ言うんだよ。」
.
これはまだAが中学生だった頃の話。
公演が終わってシャワーを浴びてみんなが帰る準備をしだした頃
『わくくん、なんか暑い』
湧「クーラーガンガンだけ、、いや、え？」
明らかに顔が赤いし潤んだ目がぼーっとしていて。
湧「お前熱あるべ！まじで顔赤い！」
俺が騒ぎ出すから同じ部屋にいたメンバーたちも集まってきてはおかしい、顔赤い、なんて言っているのに当の本人は
『え、Aねつあるかなあ、？』
ぼんやりしてるけどあんまりしんどそうでもなくてなんならまさかの無自覚。
檜山「アドレナリンやばいでしょ、絶対切れたらしんどいから早く帰そ」
豊田「これ配られてたのだけど、」
冷えピタをもらったけど貼って歩いてたら目立っちゃうからとりあえずカバンにしまう。
湧「A安静にな、俺準備するからそこ座って動かないで。」
『はぁい、』
そういや公演中、肩を組んだAが少し熱く感じたけどライブ中で体温も上がっているし元気そうだったからすっかり忘れてた。
湧「よしお待たせ、帰るぞ」
顔真っ赤だし目もうるうるなのに歩ける？って言ってもうん、って立ち上がる。
自分の鞄とAの分も持って六本木からとりあえず駅まで一緒にきたみんなで電車に乗る。
しんどくなる前に家までつけるといいななんて思ってたけどやっぱりそう上手くはいかない。
乗り換えが終わった頃
『、しんどい』
湧「ですよねー、、、」
ちょうど帰宅ラッシュの時間で空いている席はないから座らせられず、狭い車内でおんぶしてあげたりすることもできなくて。
湧「こっちいた方がちょっとは楽？」
とりあえず俺の体に体重をかけさせて背中をとんとんしてみるけどさっきよりもあっつい気が。
湧「冷えピタ貼ってみる？」
『んん、』
湧「冷たいのやだもんね、(笑)」
『や、、』
檜山「さっきよりぼーっとしちゃってんね」
湧「最寄り着いたらおんぶしたげるからあとちょっと頑張ろうな。」
.
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ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
