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カツアゲ。される。やばい。


そう思って、ちょっと足を引いて逃げる体制を作っておく。




…見た目で判断してはいけないけれど、これはもう。駄目だ私怖いよ。





ぎゅっと目を瞑る。



と、赤髪の人は急にヘラっと笑って私の手を持つ。







「…へっ」


『大っファンです!!パーフェクトワールド出てましたよね!?』








そう言われて意識がハッとした。


ファンって言われた……?





聞き間違いかな。

いやでも、と彼から目を逸らして楽屋を見渡した時。







「!ほく!!?」



『わあ、ちょ、驚かすなよA』








そう言いながらスマホからイヤホンを引き抜いてこちらに首を向ける彼は

以前ドラマで共演していた松村北斗。








「…待って、なんでいるの?」




北「さあ?」



「…………アイドルだったの?」




北「最初に言ったじゃん。今度デビューするんだって。」









いやいやいや初耳だっつーの。


本当初耳学だって。





しれっとそういう彼に突っ込みたくなったものの、みんなの前で無礼な態度は取れない。




仕方なく肩を落として赤髪の方に向き直る。









「あの、私のなんだって……?」




『ファンです!』









今度は聞き間違いではない、と確信すると私は思いっきり彼に抱きついた。









「嬉しいです……今まで、芸能人ってことすら気づかれなかったのにぃ…」




あまりの衝撃に嗚咽が止まらない。





今まで「誰?」とか「芸能人なの!?」とか散々言われて。


やっとドラマの重要人物に選ばれても、誰の記憶にも残らない。





影の薄い女優。



裏でこんなんばっか言われて、私一時期やめようとしてたのに。









そんな私に、ファンがいるなんて。



嬉しすぎて、死ねる。









『……俺今死ねるわ』









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あおりんご(プロフ) - この作品を読ませて頂くまで、自担の面白い占ツクがほんっっとに無くて、干からびそうでした!!もう久しぶりにキュンキュン出来そうで更新楽しみにしています!頑張ってください! (1月28日 23時) (レス) id: d5daa823b4 (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - うわぁぁぁあい(≧∇≦)新作ダァァァ! 楽しみにしてるね!! あと…わがままで悪いんだけど、あの何だっけどえすな社長…的な樹のやつそろそろ見たいなー(・ω・`) なんて思ってますよ… (1月26日 0時) (レス) id: 5e13d040b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんちょ。(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!次の更新も待ってます! (1月25日 11時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽむりんこむ | 作成日時:2020年1月24日 19時

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