皆のふわふわ天使ちゃん【３年A組】

＊続き＊ ページ3

諏訪
「おっちょこちょいな所もあるし、マイペースだし…。ほんっとあの子のペースに持ってかれると調子が狂う。……けど、そういう所がAの魅力なんだろうなぁって思う」

あの諏訪唯月がほめた！
と周りで聞いていたクラスメイトたちは騒然。
は、はあ？あたしだって、褒めることあるし…！！
と多少ムキになって言い返します。
貴女がそう言ってもらえてうれしいと抱き着けば、彼女は口許を緩め、優しく貴女の頭を撫でてくれるでしょう。



水越
「連が好きっていうからどんな子かと思ってたけど、皆に好かれるいい子で、本当に誰にでも優しいし、一緒にいて面白い子だと思うよ〜」

中尾に想いを伝えるも、好きな人がいるからと断られてしまった水越。中尾の好きな人に近づくために努力をしライバル視しつつも、彼の大好きな彼女のことを大切に思っているようです。
A〜、今日駅前のパフェ食べに行こ〜！
と貴女となるべく多くの時を一緒に過ごしたいようです。



香帆
「兎に角面白い！ふわふわしててマイペースな割に雰囲気に敏感な所もあって、気が遣えるしできた子だと思う」

インスタ映えだとか、フォロワー増えるだとかそういうので付き合うのは本当の友達じゃないし、私は香帆とそういう関係でいたくない！とはっきり伝えられ、目を覚ました香帆。
貴女のことは自分を変えてくれた恩人として慕っています。
教室に入ってきた貴女を見つけるなり、こっちこっち〜！と手を上げて貴女の事を呼びます。



澪奈
「…すっごく絵が上手なの！どのくらいって？う〜んそうだなぁ、柊先生よりも上手いんじゃないかな？
美術部の部長もしてるんだけど、威厳があったり威張ってるとかじゃなくて、なんだろう…。優しい先輩、みたいな？そんな感じ。失敗しても絵具で床を汚しちゃっても怒らずに、一緒になって掃除をしてくれる。
つまり優しい子なんだよ、Aは」

口許を綻ばせながら自分のことのように語る澪奈に、こっそり聞いていた貴女はうれしくなって彼女に飛びつく。
彼女はなんだ、聞いてたの？もう！早く言ってよー！恥ずかしかったんだよー！？と若干頬を膨らませて対抗。



柊
「Aは部長としてもよくやってくれてるし、それに何より誰かに寄り添ってあげられる素敵な子だと思う。
泣いている子を見つけたら一緒に泣いてあげたり、楽しいことは皆で共有したり…という具合に」

貴女が楽しそうに過ごしている姿を見て、我が子を見守るような思いで見ています。

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