__2 ページ8
･
二葉先輩をロープで縛って椅子に括り付ける五島先輩、八代先輩、七瀬先輩。
ちょっと可哀想だけど、話せない病を克服するにはこうするしかないらしい。
二葉「嫌だぁ！」
一条「いいぞ。その必死さだ」
二葉「僕のスマホ！」
一条「このスマホで、お前は1度は女子と繋がったよな」
その女子とは中学校時代の同級生の倉木ユリさんのことだ。
待ち合わせをドタキャンした上に逆ギレしてブロックという最悪な性格を持つ人。
二葉「そうだよ！デートをドタキャンされてブロックされた！」
一条「もう1度デートを申し込め」
二葉「え！そんなの無理だって！」
一条「出来なかったらこのスマホを叩き割る」
二葉「き、器物…！」
五島「あ？器物破損？」
A「ちょっとやりすぎじゃ…」
一条「上等！」
二葉「わ！わかった！申し込む！もう1度！」
七瀬「彼女の番号、登録残してある？」
二葉「一応…」
七瀬「ロクちゃん」
六反田「うん」
二葉先輩のスマホに登録されている電話番号を見ながら自分のスマホで電話をかける六反田先輩。
そして二葉先輩の耳にスマホを当てた。
六反田「フタちゃん、頑張れ！」
二葉「あ〜！呼んでる！」
一条「二葉」
二葉「あ…あ…」
トンカチを振りかざすお兄ちゃんに、二葉先輩は「だめ！」と叫んだ。
二葉「僕だよ。二葉桜太郎。中学の同級生の。コレ、友達の携帯で…。あ、あの時僕、担任にスマホ没収されちゃってさ、だからすぐ、返信出来なかったんだ。だから、また今度、デートしない？」
やっと言えた二葉先輩に、おぉ、と静かに喜ぶ野郎組。
二葉「じゃあ、他の子でも全然構わないんで、紹介して！…あ。やった、女子と話せた！」
八代「やったじゃねぇか」
六反田「すごいよフタちゃん」
二葉「すごいよジョー！スマホ壊されるって必死になったら、女子と話せた！」
一条「だろ？人間、為せば成る！」
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1065人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
___runa(プロフ) - 2での話で続編出たりしないですよね、、、、？すごく面白かったのでもし作成するのであれば見てみたいなと思ってしまいました、、、(*´-`)勝手なお願いですが、、、（ ; ; ） (2022年9月9日 10時) (
レス) @page32 id: d2a07cbcfa (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - ミズキさん» こちらこそありがとうございました(^^)Twitterの方でちらほら更新していきますのでもしよければよろしくお願いします！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - 連載、お疲れさまでした！いつも、更新を楽しみにしてました。もう、更新がないのは少し寂しいですが、今までこんないい作品をありがとうございました！これからも、ほかの作品もこの作品も応援してます！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: 6427a7c139 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - みあちやんさん» ありがとうございます( ; _ ; )私自身とても楽しかったです！Twitterの方では不定期で更新していくのでぜひよろしくお願いします(^^) (2019年11月12日 21時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
みあちやん(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても楽しく読ませて頂きました！野郎組メンバーもその他のメンバーとの絡みなどすごく面白くて大好きな作品です！素敵な作品をありがとうございます！連載お疲れ様でした！！ (2019年11月12日 20時) (レス) id: dfdecc5a93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年9月12日 22時
