【鬼滅の刃】今世、鬼を狩る暗殺者【暗殺教室】

鬼について ページ17

産｢…何度も言ったことだが、これは君がしでかしたことだ。これだけの人から恨まれることをしたと自覚してくれるかな？｣

無惨｢理解している…｣


(((なんかお館様に怒られてる!?)))



無惨｢＿私から説明するが、此度の鬼騒動には私も腹を立てている。私の模倣など一千年経っても許容できるものでは無い｣


産｢無惨、話が逸れている。お前はもう少し自分の行いを反省しなさい｣



無惨｢……。
ぱっと見たところあの鬼たちは、擬態する技術は優れているが数より質を優先するらしい｣


ムスッとした表情で説明する元ラスボス(仮)



恐る恐るだが、皆はゆっくり刀をしまった
しかし鞘に手はかけたまま。警戒は解けない。



『質…？…つまり人を長時間食べなくとも生きていけると？』


無惨｢あぁそうだ。代わりに稀血一人に強い執着心を持つ｣


煉獄｢よもや！確かに出会った鬼は皆普通の生活をしていた！つまり仲良くしていた人間は稀血ということか！｣

夢華｢なるほどねェ｣





｢あの…｣


善逸｢禰豆子ちゃん!?危ないよ！？｣



禰｢ありがとうございます善逸さん。
…えっと質問なんですが、その鬼に藤の花の香りは効くんですか？｣



無惨｢……あぁ、太陽の小娘か…

＿＿結論からいえば藤の花は有効だ。
しかしどうも昔より物一つ一つの匂いが強いせいで、藤の匂いという弱点は鈍っている可能性が高い｣





炭｢確かに大正よりも色々な物の匂いがする。
だが、禰豆子の匂い袋への鬼の反応に個体差があったのは何故だ？｣


無惨｢知らん。少しは自分で考えろ。
だがそうだな…鬼となるときに効力を強く感じるでは無いか？｣


時透｢炭治郎が聞いてるんだから素直に吐けば良いのに｣

炭｢時透君、俺は大丈夫だよ｣


カナエ｢じゃあしのぶの手作り藤の花毒も効くのね！知能があるなら仲良くなれれば良いのに…｣


しのぶ｢姉さん…｣

実弥｢オイ、また前みてェな無理すんじゃねェぞ？｣

カナエ｢あら、ありがとう実弥君｣

実弥｢…ﾁｯ｣




産｢とまあ、皆も今の現状が把握できたかな？

何度も言うが、私と無惨は実の兄弟でね。
二年ほど前からの変死や事故と処理される事件を調べたところ、鬼であると判明した。

無惨以外の誰かが何らかの目的で鬼を作っているんだ｣


錆兎｢＿卑劣極まりないな｣





産｢そこで皆に頼みたい



＿また鬼殺のために戦ってくれないかい？

勿論これは任意だ。強制はしないよ｣







！＿＿そんなの、返答は決まっている。

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