騎士の国のお姫様【Knight A】２

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東の大陸での観光がスムーズにいくようにと他国への紹介状も書いてくれたお二人。
代表で私が受け取ることになって、ドキドキしながら近づく。優しいとはいえ、トップなので緊張は冷めない。


そらる「はい、どうぞ。いい思い出になるといいね。」


まふまふ「楽しんでね。うちの国の観光も楽しめるように案内係つけるから！！いい？思いっ切り楽しんでくるんだよ。」


あ「ありがとうございます！！」


そらる「何かあったらまたおいで。いつでも歓迎するからね。」


あ「はい！！」


そうま「わざわざありがとうございます。」


そらる「まあこの紹介状はこの子への同情だと思ってよ。重く感じないでいいから。」


まふまふ「それに婚約祝の旅行でもあるって聞いたから！！僕らからのお祝い。おめでとう。」


KnightA「「「「「「ありがとうございます！！」」」」」」


そらる「あ、案内係の子よぶね。96ちゃん！！」


？「ひっく、グスッ、ふぁい。」


そらる「なんで泣いてるの。」


？「あ、いや、ちょっと…。ってうわ、君が噂のお姫様か！！案内勤める96猫って言います〜！！え、めっちゃ可愛いな！！」


あ「初めまして！！Aです！！」


96猫「Aちゃんかぁ。そうかそうか、そりゃあ気に入るわな。」


あ「？」


96猫「おお、それで君らイケメンさんがKnightAさんか！！よろしく！！」


まふまふ「96ちゃん、案内よろしくね。」


96猫「任せろ！！わしと一緒やったら完璧な思い出作れるで！！」


96猫さんに手を引かれ、部屋を出る。ひらひらと手を振ってくれているお二人。
全力で手を振り返すと優しい笑顔をかえしてくれた。

手を引かれた先には大号泣してるミサ。
そしてミサに抱き着く96猫さん。？？？


96猫「ミル様！！ちゃんと平静を保ちました！！」


ミサ「様付けやめて。今はA様付きメイド、ミサだから。」


96猫「こんな所で再会できるとは思ってもおりませんでした！！」


しゆん「ちょっと待って、どういうこと。」


ミサ「96は、私の専属メイドだったんです。」


96猫「はい！！クビになって空の国のそらる様に拾ってもらいました！！」


しゆん「あれ、えらい立場？」


96猫「そうです！！なんといってもミル様は月の国ｎ」


ミサ「やめて！！も〜、あ、本名はミルだけど今まで通りミサでいいですから。」


あ「え、ミル？ミサじゃなくてミル？？？」

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