繋がりたくないんですけど？【Knight A】 (ページ10)

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サルとホテルは免れたものの推し(クズ男)とホテルという危機に見舞われている。
ゆゆちゃんは財布からどんどんお金を出してゆきむらさんに差し出している。新幹線のチケット事前に購入してるからって調子乗るなよ～。
なちちゃんは『いやいや推しに抱かれるとか無理すぎワロタ』ってぶつぶつ言っているが生しゆんくんに手の震えが止まっていない。

あ「こうやって囲まれると明らかカツアゲじゃん。通報したらいけるくね」

そうま「君がもみじちゃん？めっちゃ冷静じゃん」

あ「画面の向こうでもなくステージにも立ってない推しは美形の他人に過ぎない」

そうま「何それめっちゃおもしれ～」

あ「おもしれー女狙いじゃないんで寄らないでもらえます？クズ男アレルギーなんですよ」

ばぁう「よく俺のこと推せるな」

あ「パフォーマンスとか声が好きなだけなんで」

そうま「ばぁう、俺もホテル行くの混ぜて」

ばぁう「二回目からなら」

あ「おい待て。一回目も二回目もないぞ」

ゆゆ「もう小銭しかない！！小銭で申し訳ないですがどうぞ」

ゆきむら「いや全部いらないけど」

ゆゆ「私の存在まで否定してくる。好き」

ゆきむら「否定したつもりないけど」

なち「私だけでも逃走しなければ！！」

しゆん「逃げる前に握手くらいしとく？ほれ、ありがとな～」

なち「あばばばばばばばばばばばばば」

てると「え、これ大丈夫そ？」

まひと「全然大丈夫じゃないね」

さあこのカオス空間を抜け出し私たち三人全員推しに認知されてたおめでとうの祝杯をあげたいんだが。無理なんかな。騎士Aって割とリスナー好きで覚えてくれてることも多いらしいし。

せっかくだからファンサしとこうの精神なんだろうな。そまばぁうは欲を発散したいだけだろうな。知ってるぞクズ男。てか美形だな。そりゃ女釣れるわ。

さてさてさーて、どうしようかね

ばぁう「前渡した連絡先ってどうした？」

あ「悪用されるとだめですからね。ちゃんと細かくして捨てました」

ばぁう「なんでだよ」

あ「悪用されるとだめですからね」

ばぁう「俺お前のこと気に入ってるのに。胸でかいし」

あ「Gカップないんで。人権ないんで」

ばぁう「Gカップまで育てるって！！」

あ「この時点で邪魔なのに余計邪魔にすると？」←Eカップ

ゆゆ「私だって胸さえあれば！！」←AAカップ

なち「巨乳になりたい人生だった」←Bカップ

ゆきむら「大丈夫、育つって。まだ若いだろ」