騎士の国のお姫様【Knight A】

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ミサside

あ、どうも。A様専属メイドをさせていただいております、ミサです。
なんかよくわかんないですが、私、苺の国の王子であるさとみ様に何故か、そう何故か、苺の国に来てから付きまとわれているわけですよ。
そして前話の悲劇へとつながるわけですね。はい。本当に助かりましたよ。


あ「ミサ、さとみさんはあっちに行かせたからね！！もう大丈夫！！」


ミサ「A様、ありがとうございます。A様に仕えることができて本当に幸せです。」


あ「ミサとはずっと一緒にいるの！！ミサのこと、私、守れるようになる！！」


ミサ「ふふっ、嬉しいですね。私も何があっても一生A様にお仕えしますよ。」


あ「えへへ。」


ミサ「まあ、A様と私を引き離そうとするやからがいたら潰しますけどね。」


ゆきむら「いるの？」


ミサ「さとみ様でしたり…。」


ゆきむら「ああ、潰す？」


ミサ「本気で私とA様を引き離そうというのなら潰します。」


莉犬「安心して！！俺の所にAちゃんがお嫁に来たら二人は一緒に暮らせるよ！！ミサさんも安心してさとみくんのお嫁さんになったらいいし！！」


ゆきむら「しつけえええええええええええええええええええええええええ」


ななもり「ころんくん、るぅとくん、莉犬くんのこと回収して！！友好にひびが入る！！」


ころん・るぅと「「ラジャー！！」」


莉犬「Aちゃああああああああああああああああああん」


ゆきむら「ちょっと苺の国との関係についての会議帰ったらするわ。」


ジェル「ほんまに俺が最悪のタイミングで案内してもたばっかりに…。」


A様は、私のことを大切に思ってくださっている。私はこの世で最高の主人に出会えたと信じている。
あの頃の私は、彼女にとって、最高の主人になれていたのだろうか。

会えることなら、もう一度彼女に会いたい。彼女は、まだ、月の国にいるのだろうか。それとも私の代わりに罰せられてしまったのだろうか。



ミサ「…会える、よね。」


あ「会いたい人がいるの？」


ミサ「はい。私の大親友です。」


あ「どんな人なの？ミサの大事な人、私も会いたい！！」


ミサ「そうですね〜、身長が低くて一人称も少し変わってますけど、それはそれは可愛くてよく笑う人です。」


あ「私と仲良くなれるかな？」


ミサ「もちろん、なれますよ。」

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