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雅紀だけ ページ18
A：「…バカにしてるよね？」
和也：「してない。ただお前はウブ、」
A：「うるさい！！」
言いかけたカズの顔に水滴をかける。
A：「いいよ、ぜんぜん平気。美羽さんいい人そうだし！」
必要以上に食器を磨く。
A：「カズだって雅紀と気が合いそうみたいだし？」
和也：「…まぁ…扱いやすそうなヤツだね。」
思い出し笑いをしながらふふっと笑う。
和也：「Aが言ってた通りで笑えた。裏表がなくて単純？猪突猛進で天然の陽気クン。」
そんなこと言ったっけ。言ったな。雅紀ゴメン。
A：「でも雅紀だけだったな。」
和也：「なにが？」
A：「あ、ううん。男としてあんまり意識せずにフラットに付き合えるってゆうか…ほら私女子校だったし男の兄弟いないし、イマイチ慣れてないでしょ？向こうから来てくれないと付き合えないところがあるってゆうか…でも雅紀が同期で良かったなぁって。」
和也：「………。」
A：「雅紀がいなかったら私今の会社でやってけれたかどうか…キャッ！」
いきなりカズが私の腰を掴んで自分の方に向かせて、私の唇を塞ぐ。自分の唇で。
A：「…っ、んんっ！！」
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作者名：ゆい x他1人 | 作成日時：2018年5月18日 0時
