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重岡side
藤井「ん!」
流星は咳払いをしながら両手を広げた。最年長は甘え下手やな。
それに気づいた淳太もお兄さんのような顔をして流星の後ろへ周り淳太からのバックハグ。流星の行き場のない両手は虚しく降ろしたが、淳太からのハグにご満悦。
藤井「なんや、淳太からのハグ嬉しいな。」
中間「可愛いな〜。俺からしたら流星も年下やから弟みたいなもんやわ。もっと甘えてええねんで?」
藤井「これ以上甘えられへんわ。長男はこーいうもんやろ?」
中間「長男は難儀な性格やな(笑)ありがとうな。俺がしっかりしてなきゃいけへんのに、流星が達観して見てくれてるおかげでWESTは均等になってられる。」
藤井「そんなことあらへんよ。淳太が俺らをいつも見てくれてるおかげや。ありがとう」
美男美女って言葉が似合うほど、あの二人は華々しい。長男って言うだけで、通じることがあるんやろうな。
神山「淳太!そろそろこっちにも来てや!」
弱いのにお酒を一気飲みした神ちゃんも顔が赤くなっている。泣きべそかいている神ちゃんに嬉しそうに微笑みながら淳太は神ちゃんの元へ。神ちゃんの目の前に座り、目線を合わせる。神ちゃんは自分から淳太の胸へと入っていく。
中間「寂しかってん?可愛いな〜」
神山「可愛ないし、淳太の方が可愛いし。」
中間「そうか?俺は可愛ないけど」
淳太は自分の可愛さを自覚していない。全く困ったもんやわ〜。
神山「可愛い言うたら可愛いの!」
中間「ありがとう。神ちゃんが幼くなるの珍しいな。神ちゃんいつも元気をくれてありがとう。神ちゃんが作る歌が俺の背中を押してくれるんや。何があってもWESTがいてくれる。それだけで悲しいことも消えるんや。」
神山「そう言ってくれて嬉しいわ。これからもWESTで夢を一つづつ叶えていこうな」
二人して熱い抱擁。誰よりもぎゅーっとしてる時間が長い。そして、それを寂しそうに見つめる淳太の相方。
すっと淳太は立ち上がり神ちゃんの頭をポンポンとしたら、照史の方へと向かう。
照史の横に座り肩を組む。悪ガキみたいに笑う淳太に照史もつい笑ってしまう。
中間「照史、ヤキモチ?」
桐山「当たり前やん。なんで俺が最後やねん。」
中間「つい意地悪しちゃった。ごめんな。」
へへっと笑う淳太に照史はうるうるとした瞳で見つめる。照史から淳太にハグをするとそれをお返しするように淳太がハグをする。
やっぱり誰よりも一緒にいた二人にモヤモヤを抱き見つめる。
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わか(プロフ) - bob_cute_さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!ご期待に添えるかわかりませんが、後日談のエピソードを書かせていただきます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 9a62f9f41f (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 何気に「必要」のようなお話好きなんでまた書いて欲しいです。 (2021年3月4日 9時) (レス) id: 10fe3ed1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年12月23日 20時