おかん系彼氏 緑×黄 ページ14
神山×中間 付き合っていて同棲してる設定。
神山side
俺はメンバーで最年長の中間淳太という男と付き合っている。
最年長ということもあって、普段から色々なことに目を配り、助けてくれる。頼れる存在だ。俺たちが付き合ったのはほんの数ヶ月。同棲を始めて、一週間。片想い歴が長かった俺は本当に夢のようだ。
…と思っていたのに、いろんな意味で夢であって欲しかった。
中間「かみちゃーん!どしたん?お腹減った〜」
台所に立っていた俺に、1人こたつに入りながらご飯をご所望する君。しかも、寝っ転がりながら本を読んでいる。こっちに顔向けんかい!!
神山「はいはい、今できるから!テーブルの上片付けてや」
中間「ええー、あと数ページで終わるから待ってや」
神山「片付けできない子にはご飯なしやで!!」
大きな声で怒鳴ると、渋々動き出す淳太の姿が見えた。なんであんな子になってしまったのやら。
同棲し始めてから彼氏らしいことなんてせず、どんどん俺のおかん力がついていくばかり。本当はもっとカップルみたいなことがしたい。
中間「神ちゃんー!片付けたで!!」
淳太はにっこにこしながら、いつの間にか俺の横まで来ていた。褒めて欲しそうにキラキラと犬みたいな顔をして来る淳太に可愛さを感じ、頭を撫でてあげた。
中間「うふふ、嬉しーな。頭撫でてもらえるなら、お料理のお手伝いもする!」
神山「ほんま?淳太はお利口さんやね〜。じゃぁ、お皿とか準備して貰える?」
すぐに準備を始める淳太。ほんまどっちが年上かわからんわ〜。
ご飯の準備もでき、2人してこたつに入る。
神山/中間「いただきます!!」
2人して手を合わせご飯を食べ進めていく。たわいもない話をお互いしながら楽しい時間を過ごしていた。淳太がふと俺に甘い視線を向けてきた。この目はとあるお願いをする直前。
中間「なぁ、神ちゃん。食べるの疲れちゃった。あーんして?」
ほらね。淳太は顔に出やすいから何をお願いしてくるのかがわかる。
そんなことを考えているなんて思っていない淳太はあざとく頭を傾け俺を見てくる。
だからといって、食べさせてあげるほど優しくもない。
神山「自分で食べなさい。」
中間「あかん〜腕疲れた!!もうお箸持たれへん!」
神山「じゃぁ、食べなきゃええやろ!」
中間「いやや!何でそんなこと言うん!」
神山「淳太が我儘言うから!」
中間「もうええもん!神ちゃんの馬鹿!!」
淳太は目一杯に涙を浮かべ寝室へと入っていった。
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わか(プロフ) - bob_cute_さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!ご期待に添えるかわかりませんが、後日談のエピソードを書かせていただきます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 9a62f9f41f (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 何気に「必要」のようなお話好きなんでまた書いて欲しいです。 (2021年3月4日 9時) (レス) id: 10fe3ed1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年12月23日 20時