相思相愛 橙×黄 ページ1
リアル設定
桐山×中間 桐山side
俺は淳太君と長いこと一緒にいる。今では大体何を考えているのかわかるくらいだ。そんな淳太君も俺のことをわかってくれている。相思相愛とは俺たちのことを指してくれているのだと思う。
淳太「照史!何ぼーっとしとるん?ほら、撮影行くで」
今日は淳太君と2人だけの撮影。楽屋も2人しかおらんから、どことなく緩い雰囲気がただよっていた。とも思ってたけど、ほんと淳太君は仕事の切り替え早いわ〜。そんなとこも素敵やけど★
照史「ちょっ!置いて行かんといて!」
俺は走って淳太君の横へと向かった。
…
撮影はあっという間に終わった。スタッフさんからは俺らの息あったコンビネーションを褒められた。
照史「淳太くん、今日もう仕事終わり?」
片付けの準備をそそくさとしだした淳太君。どこかに違和感を感じる。
いつもだったら一息楽屋で着くのに。
淳太「いや、これから仕事あんねん」
明らかに目を泳がせ、顔が嘘ですって言っている。淳太君、嘘つけへんくせに隠そうとするんねんもん。
じーっと、照史は淳太の目を見る。淳太は苦笑いしながら、そっぽを向いた。
照史「淳太君!俺に嘘つくん?」
淳太「ちゃうよ!!いや…ちゃうくないけど…」
どんどん声が小さくなる。
照史「今日は俺の家くるの決定!明らかに具合悪そうやもん!隠すのも禁止!」
照史は勢いよく立ち上がり淳太の手を掴んで車へと向かった。
後ろで必死に言い訳をしている淳太は、後半には大人しく下を向き付いてきてくれた。
スタジオからものの20分で照史の家へと着いた。照史は淳太に部屋着を貸し、ベットで寝ることを諭した。
淳太「照史…ごめん。」
布団で顔半分隠しながらも、大きな目は俺を写した。あざとくも可愛い姿に照史は声を漏らして笑った。
照史「ええんよ。熱もないし、疲れが溜まったったんやな。よし!魔法かけたる」
淳太「魔法…?」
照史は淳太の寝ているベットに腰をかけ、おでこへとキスをした。
照史「なんや、恥ずかしいな」
淳太「自分でやったんやろ(笑)でも、ありがとう。」
照史「うん、大好きな淳太君のためやもん!今日はいっぱい甘やかすから!」
淳太君は笑って目を瞑った。
いつも君は甘えることを知らない。俺は常に君に甘えているのに。そんな君を少しでも甘やかしたくて必死にカッコつけていることに君は気づいているんだろうな。
僕をもっと好きになるようにと願い、もう一度君へとキスを送った。
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わか(プロフ) - bob_cute_さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!ご期待に添えるかわかりませんが、後日談のエピソードを書かせていただきます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 9a62f9f41f (このIDを非表示/違反報告)
bob_cute_(プロフ) - 何気に「必要」のようなお話好きなんでまた書いて欲しいです。 (2021年3月4日 9時) (レス) id: 10fe3ed1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年12月23日 20時