初めての気持ち

本性 ページ26

you side




……やばいどうしよう。
















遡ること10分前、学校に着いたはいいもののトイレに行きたくて入ろうとした。



















姫｢あっ、そうそう｣

姫｢瑠姫くんの彼女？ww的な人と繋がれたー｣

女子生徒｢え？wwまじで声掛けたのw｣

姫｢だって同じクラスだしww｣

女子生徒｢で、どう？｣

姫｢今日お昼一緒に食べることになりました〜ww｣

女子生徒｢え、展開早くない？｣

姫｢いや〜その子がさ、チョロいんよw｣

女子生徒｢まじ？私も声かけようかな｣

姫｢いいんじゃない？ww多分喜ぶよw｣

女子生徒｢まじかww｣

姫｢なんか、友達居ないっぽくて？ww喜んでたww｣

女子生徒｢え？！陰キャ？｣

姫｢どうだろー、たぶん？www｣

女子生徒｢瑠姫くん女選びのセンスな〜ww｣

姫｢まぁ、顔はいい子だったわww｣

女子生徒｢王子も結局顔か〜｣

女子生徒｢でも、姫奈は可愛いし仲良くすればワンチャン奪えるくね？ww｣

姫｢え〜私"ワンチャン"ある〜？ww｣



















こういう会話がガッツリトイレの中から聞こえてしまい、入れない……








というか、これが陰口と言うやつか。














女の子…怖いな。











どうしよ、お昼まともに喋れない気がする。















女子生徒｢じゃあ、そろそろ行くか〜｣

姫｢だねー｣













やっっっべ、出てくる。




逃げなきゃ。

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