初めての気持ち

お姫様 ページ16

瑠｢昼とか…一緒に食べる？｣

『うん』

瑠｢了解…｣








聞きたいこととか、聞いた方がいいことは山ほどあるはずなのに全然思いつかなくて、沈黙になってしまった。






蒼葉ちゃんが悪いとかじゃないんだけど、多分お互い少し人見知りな部分もあって、、









『ねぇ、瑠姫くん』

瑠｢ん？｣

『守るって…その』

『どういう風に……』

瑠｢……へ？｣

『王子様的なやつ？？』

瑠｢ははっ笑笑｣

瑠｢その方がいい？笑｣

『え？！土、どっちでもいいよ､､､』

瑠｢女の子はお姫様になりたいもんね｣

『は？！べ、別に〜』






めちゃくちゃ動揺してる笑







瑠｢いいんだよ？素直になっても｣

『いや、マジで大丈夫』

瑠｢マジレスすんなよ笑｣

『……笑』

『瑠姫くんってちょっと口悪い…笑』

『意外だなぁ笑』

瑠｢本当？｣

『うん、なんかどっかの貴族みたいなイメージ』

瑠｢そのイメージ、全部壊していいよ｣

瑠｢お城にも住んでないし、普通の家に住んでる｣

『え、まじ？』

瑠｢まじまじ笑｣







めっちゃ驚いた顔をしてる蒼葉ちゃん











『多分それ、全校に言った方がいいよ』

『みんな勘違いしてる』

瑠｢イメージ壊した方がいい？｣

『あ、いや』

『王子様のままでいいかも』

瑠｢なんで笑笑｣

『私の価値上がらないかな…』

『王子様の彼女なんて、お姫様じゃん…』

瑠｢やっぱり憧れてるじゃん笑笑｣

『あっ……』



















蒼葉ちゃんはどこか天然で抜けてる(？)




新たな発見またしちゃったな…笑

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