【呪術廻戦】あ、私上層部です。【五条悟】

嫌な気 ページ44

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危機一髪のところで避ける歌姫先輩。









『平気ですか？先輩』


「まぁね、ありがと」









先輩に近寄り、私達に襲いかかってきた犯人を見る。



男…、いや女？









「絶対斬ったと思ったのに、これだから俺は…」









いや、声のトーン的に男か。


それにしても気持ち悪い刀を持っているなコイツ。
刀に人の手がついてるし。









「ねぇ、お姉さん達は俺に何をくれるの？」









人間を殺すのは慣れていないけど、
腹を括る必要があるか。





歌姫先輩と目で合図をし、攻撃体制に移る。









と。









「オマエ、モテないだろ。
出会い頭に自分の話ばっかり。



金とんぞ！！」



「援護は任せて。
誤射されないように気をつけなさい」



『2人とも！！』









思ってなかった援軍。


なんか、仲悪そうだけど平気でしょ。








そう思って呪詛師の男の方を見ると、何か嫌な気が私を襲った。









酷い気持ち悪さで思わずしゃがみ込む。









「A！？」


『大丈夫です、ほら持病のあれっすよ』


「いや、どれよ！！」









あははっ、と歌姫先輩に笑いかけるが、私の"嫌な気"がどうも収まらない。









『歌姫先輩、ここ任せていいですか』


「いや、大丈夫だけど、アンタは？」


『ちょっと確認してきたいことがあって』









歌姫先輩に事情は少し隠しながら、話をする。

危ないからダメだって言われると思うからね。









とりあえずすぐ戻りますから、と走る準備をする。









『うおっ』









バシュと上がる帳。


思っていたよりも早いな。









『じゃ、ここ任せましたから』









..







『お、やっぱり』









"嫌な気"それだけで、歌姫先輩達と別れ、私は特級呪物、両面宿儺の指、がある忌庫までやってきた。







中に入ると、忌庫藩の人間、2人が殺されているのを発見。



一度手を合わせ、その奥を覗くと。









「あれっ、おねーさんどうやって入ってきたの？」









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あと数分で合格発表…

ツギハギ野郎→←呪詛師

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