【呪術廻戦】あ、私上層部です。【五条悟】

馬鹿＝ ページ38

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時間は簡単に過ぎて、交流戦当日。





五条は悠仁とサプライズをするとかなんとか行ってたから先に来ると、









『あれ、みんないるね』


「よぉ、久しぶりA」

「今日は悟と一緒じゃないんだな」

「こんぶ」









久しぶりの2年生。


乙骨はいないようで、話を聞くと海外に行ってるそう。



ほーん、と思いつつみんなと話をしてると大勢の足音が聞こえてくる。









「あら、お出迎え？気色悪い」









京都校の学生がやってきて、なんかめっちゃ仲悪そうなんだけど平気そ？




なんか喧嘩始まったし。





まぁ、これぐらいの喧嘩は可愛いもんだ。
私と五条の場合は教室がぶっ壊れてたから。









「はーい、内輪で喧嘩しない」


『あ、歌姫先輩』


「A！」









久しぶりに会った先輩に思わず顔が緩む。









「上層部で元気にやってる？」


『んーまぁまぁです』









少しだけ世間話をすると、

歌姫先輩は思い出したように。









「で、あの馬鹿は？」


『馬鹿は知らないです』

「悟は遅刻だ」

「バカが時間通りに来るわけねーだろ」

「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ」









いや、馬鹿＝五条悟、五条悟＝馬鹿っていう
方程式成り立っちゃってるからさもう。






とか、なんとかみんなで話をしていると。






ドドドッと誰かが走ってくる音が聞こえてくる。









「おまたー！！」


『うるさっ…』









歌姫先輩に限っては舌打ちしてるし。







そんな私たちをおいて、なんか語り出して、なんか気持ち悪い人形配り出した。









「歌姫とAのはないよ」


「『いらねぇよ！！』」









誰があんな気持ち悪いピンクの人形がほしいんだよ。


ちょっと三輪嬉しそうにしてんのが良い子で胸が痛くなりますおばさん。









「そして東京都の皆にはコチラ！！」









バゴッと勢いよく開く大きな箱からは。









「故人の虎杖悠仁君でぇーっす！！」


「はい！！おっぱっぴー！！」









..






「そんなにつまんなかった？あれ」


『つまんないっていうか寒いわ』









良い案だと思ったんだけど、と砂糖マシマシの珈琲を飲む五条。

糖尿病なるぞ








『何も起こんないで早く終わらないかな…』





そう呟いた私の声は鳥の鳴き声に消されていった。

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