【文スト】言葉の魔術師と二魂一体【文アル】

二魂一体編２３ ページ32

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【白秋視点】



『うわぁ！？』


ﾄﾞｻｯ



志賀「よし、戻ってこれた」



『「よし、戻ってこれた」じゃないですよ！

てっきり、空間ごと戻るのかと思ったら、足元に穴が空いて、そこから戻されるとは思いませんでしたよ！

お陰で、腰打ったじゃないですか！』




志賀「あー、すまんすまん」




萩原「よかったー、二人とも特に大怪我じゃないみたいだね」


室生「てか、なんか仲良くなったみたいだな」



萩原「白秋、傷の手当てするからこっちおいで」



『あ、有難うございます』



私は切られた腕を萩原さんに見せて手当てをしてもらった




志賀「彼奴の異能は使えそうだな」


室生「そうだろ

なんせ、俺が認めた奴なんだから



けど、『生ける言霊』はまだ実戦としてはあんまり使えないんだよな」



志賀「『生ける言霊』？」


室生「もしかして使ってない？

発した言葉が本当になるっ異能力を使えるんだけど」



志賀「んー、使ったような使ってないような…


あー、分かんねぇ



でも、でかい子供と水槽の奴なら見たぜ」



室生「え！？

『金魚』を使ったの！？」

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