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Aside
「そういう....」
あとすこしで止められた?
「はなっからてめぇ...」
私はなんのためにいたの?
「やっぱ舐めてんじゃねぇか!!!!」
「使わない...つもりだった」
そうか...
「体が、衝撃に耐えられないから...相澤先生にも言われてた....だけど、」
勝己の顔が変わる
「これしか、思いつかなかった」
緑谷君はそう言って倒れた
『緑谷君、一応応急処置しとくね。やっと出番だし』
装置をさし、血を吸い上げる
大方外傷は治ったが、内部の傷は時間と量がかかってしまうので、保健室に任せた
勝己の呼吸が明らかに変だ
『勝己....』
「ハァハァハァ...」
オールマイトに声をかけられ、我に返った勝己の手を引き、私は皆の元へ帰った
「今戦のベストは飯田少年とトガ少女だけどな」
「勝ったお茶子ちゃんか、緑谷ちゃんじゃないの?」
「ん〜そーだな〜なんでだろうな〜わかる人!」
「はい。オールマイト先生。それは、飯田さんとAさんが1番状況設定に順応していたからです......」
百って、ズバズバ言うよね
「相手への対策を行い、核の争奪をきちんと想定していたからこそ飯田さんは最後対応に遅れた。Aさんは、瞬時の判断。仲間への伝達。爆豪さんの対処。全てをこなしサポートした。ヒーローチームの勝ちは、訓練だという甘えから生じた、反則のようなものですわ」
でも正論だ
私のあの判断は、実際に現場で培った、ヴィランの経験値だ
選ばれて当然だ。
本職で勝てなかったのが辛い
隣の勝己も精神的にヤバそうだ
次は焦凍
まぁ、安定の氷
「仲間にも危害を加えず、核兵器にもダメージを与えず」
「最強じゃねぇか!?」
『あれは焦凍の十八番だよ』
「Aは轟の幼馴染だったな!」
『うん。あれ、相手私だったらやらないよ。読めちゃうから』
反対も使えばいいのに...氷で封じてる
次々と終わる対人戦闘訓練
「おつかれさん!緑谷少年以外は大きな怪我もなし!初めての訓練にしちゃ、上出来だったぜ!」
さっそうと消えた
その後、クラスで反省会をしようってなったが、勝己は帰ると
私も勝己と帰りたい
『切島、悪い。今日は、私も勝己も....返してくれないか?一寸精神的に逝っちゃって...本当にごめん』
「そうか....」
『お茶子ちゃんには言っておく。ごめん。ありがとう』
お茶子ちゃんにも声を掛け、勝己と帰る
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赤峰和華(プロフ) - 甘味さん» わぁぁぁ!ありがとうございます!!頑張ります! (2018年9月30日 20時) (レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 続きが楽しみです!更新頑張ってください! (2018年9月30日 19時) (レス) id: 02d52b4d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤峰和華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2018年9月30日 2時