任務 ページ7
〜執務室にて〜
Asied
『よし、書類終了』
今日の書類仕事を片付け、伸びをする
『あぁー、書類嫌い。疲れた〜』
任務ないかな?
暴れたい
最近暇すぎる。
なんなら、中也の任務についていけばよかったな〜
そんなことを考えていると、ドアが開く音がした
『あ〜誰かと思えば芥川〜』
「A、仕事を持ってきた」
芥川は上下関係はしっかりしているから、私が幹部になりたての頃は、敬語だったんだけど私が幹部命令で辞めさせた
『おおー任務だね!』
「あぁ、人虎についてだ。」
『あぁーあの騒がれてる奴でしょ?』
「然り。僕が取り仕切ることになったんだが、Aの知恵を借りたくてな。」
『やったー!丁度、暇になったとこだったんだよ〜』
「嫌いな割には、書類仕事が速いから、もう終わった頃だろうと思った。」
『流石相棒!じゃあ、作戦会議しようか』
私と芥川はソファーにて作戦を練る
『ん〜成る程ね〜』
「何か良い案はあるか?」
『...いっちゃん...』
「樋口か?」
『うん、これでいこう!』
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〜裏路地にて〜
そろそろ来るかな〜
楽しみだな〜
私は芥川&いっちゃんの援護が役割今は物陰にて待機
「此方です。」
来た!!
意識を集中させ、光の感情を取り込む
裏路地は光があまり差さない。
感情で異能力を操らないと...
生憎、久しぶりの任務で気持ちは高ぶっている
いや〜敵さんごめんなさい!もしかしたら今めっちゃ強いかも!
バババババババ
銃声が聞こえた
覗いてみると、いっちゃんが人虎以外の二人を撃っている。
銃声が止むと、女の子が倒れた。男の子の方は無事だ。
『庇ったか...』
あの二人は兄妹だよなぁ
妹さんはナオミちゃんらしい
ナオミちゃん、お兄ちゃんに特別な感情を抱いているな...
パンドラの匣を感情で使うようになってから、人の光の感情にも敏感になった。
苦しい...此の得体の知れない感情...夢のように苦しい...
そんなことを思っていると、ナオミちゃんのお兄ちゃんが異能力を使った
「細雪」
雪が降っている
いっちゃんが男の子を撃つと男の子は消えた
「姿は見えずとも、弾は中る!!」
そう言うといっちゃんは銃を乱射した。
私は瞬時に首を引っ込めしっかりと身を隠した
状況が見えない...見たら撃たれる
「残念。大外れ...死んでしまえ!!」
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赤峰和華(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!続編に行ったので、どうぞそちらでもよろしくお願いします! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初めまして、こんばんは! とっても素敵なお話で凄く大好きです。 更新を楽しみに待ってます! (2018年5月20日 22時) (レス) id: c491a96770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤峰和華 | 作成日時:2018年4月5日 1時